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わが社の購買グループのWさんがどこからか愛知県グリーンニューディール
基金地球温暖化対策事業費補助金制度なるものを聞きつけてきて、
・本社事務棟の屋根を断遮熱構造体へ改修
(リフレ遮熱カバー工法)
・段ロール・大物加工工場の空調機器を高効率機器に更新
(チラーユニット)
のふたつの組合せでこの夏に応募しました。
名前がたいそうな割には、平成22年度の予算総額は4600万円と
たいしたことがないのが、ちょっと情けない・・・
だってわが社の計画だけでも3000万円近くの総額だから、これ
だけで総予算の20%以上を締めてしまうので、
「こりゃ~、認可されるのは相当難しいんだろうな~」
と心配しつつ、そのWさんと、同じ購買のIくん、そして管理グループの
Tくんが、面倒な申請に取り組んで、何とか締め切りの6月末に書類提出に
漕ぎつけました。
こういう申請をしたところ、県の担当者がわが社の実際の申請箇所を見学に
来るという知らせが。
「ということは、結構有望なのかも・・・ フフフ」
とほくそ笑んでいたら、何のことはない、
「全部見に行きます」
それなら担当者に、リフレクティックスの威力を見せ付けてやろうと、
「リフレの見学案内なら日本一」との評判高い、わが社の購買のIくんが
まさに日本一の案内をしました。
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(これはその時の写真ではありません)
これには県の担当者も感じ入ったようで、かつすでに施工済みのわが社の
リフレの快適空間を体験して、
「これはすごい」
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と腰を抜かさんばかりの驚きようでした。
そして果報は寝て待て。
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結果を首を長~くして待っていたところ・・・
やりました。申請通り、全額採択決定。
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それも、その採択決定の通知の日付が、最も熱心に骨を折ってくれたWさんの
62回目の誕生日だったのです。
ああ、何と言う神様の思し召し。
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こうして11月には、冒頭の写真の屋根も、このように、リフレとカバー工法に
よってきれいに、かつ快適に変身。冬の暖房効果のアップも期待できます。
さらに12月にはチラー・ユニットも更新。
これによって、年間消費電力、二酸化炭素排出量、共に55%削減を
実現します。
ただ今回の採択決定にはもっと大きな意味があります。
遮熱素材としてのリフレクティックスは、すでに環境省業務部門二酸化
炭素削減モデル事業に採用されているんです。
今回は、これにカバー工法という工法の特徴を組み合わせた工事が
愛知県によって認可されました。
今後は、今回の補助事業の評価基準である、
温室効果ガス排出削減効果
投資金額100万円当たり 0.5t-co2/年
をクリアすれば、リフレクティックスによるカバー工法が公的な
お墨付きを手に入れることができるからです。
ぜひISOWAから日本全国へ、省エネ、少二酸化炭素という爽やかな
空間を広めたいと思います。
健全な職場づくりなのかな・・・と感じました。
ともかく、ISOWAから全国へ。
エコでもISOWAの輪が広がることを期待しております。
この快挙は遮熱が遅れた日本に確実なる光明を与えてくれました。生きていると楽しい事、感激すること一杯あります。有難うございます。因みに、愛知県の視察日7月30日は私の誕生日でもありました。
宇宙探査機の“はやぶさ”だって、遮熱材のお陰で激悪な宇宙空間から生還出来ました。
我々組織も軟着陸出来そうです。今後とも宜しくお願いします。
・・以上
エコも大事ですが、エコに至るISOWAビトの
健全な動きこそ、もっと大事なんですね。
すてきな指摘ありがとうございました。
確かに一丸となっていますよね。
それがISOWAの力だと思います。
日本の遮熱行政に大きな一石を投じたことになれば
うれしいです。
それにしても、佐藤社長とWさんは前世からつながって
いたんじゃないですか。名コンビです。