
突然思い立って、Hさん夫妻と一緒に浜松へイチゴ狩りに行きました。
H夫人とはツノ坊は定期的に会っているのですが、私は久し振りで、
H氏となるともう8年ぶりくらいでした。
ひとみとH夫妻の長男のたっちゃんが幼稚園から中2までず~っと同じクラス
だったこともあって、子どもが小さい時は、頻繁にあちこち出掛けた仲です。
この根本山の長良園へも2-3回一緒に来たことがあるので、そういう意味では
我々4人にとっても子どもが小さかった頃を思い出させるなつかしい場所でも
あります。
10時の開園に合わせてぞくぞくお客さんがやって来て、待合室(?)も
混雑気味です。
この待合室には、無料のみかんやお茶のサービスがあって、寒いこともあって
お茶をすすっている人もいます。
これだから素人さんはイヤなんです。これからイチゴを食べなきゃいけないって
いうのに、その前に水分を取ってどないするんです! ここはむしろ人間ドックの
ように、前夜から食べ物も、水分も断って臨んでほしいものです。
しばらくして整理番号を呼ばれて、温室へ案内されます。
その道すがら、今年も匂ってきました。イチゴの甘~い香り。いつもこの香りに
負けて、思いっきり吸って、味わってしまうんですが、今日はその香りも断って、
ストイックなままイチゴに飢えた状態で温室へ向かいました。

さて温室の持ち場に到着すると、目の前には、おいしそうなイチゴが
「早く食べてよ」
とばかりに、待ち構えていてくれます。すると待ちきれないとばかり、早速
ツノ坊がイチゴに手を伸ばす。

セコイ本性が出てしまい、どうしても大きな真っ赤なイチゴにまず手が伸びます。

たまたま通りかかったイチゴ園のおばさんに、
「どういうイチゴがおいしいんですか?」
と聞きました。でもどうせ
「どれもおいしいですよ」
という答えかと思っていたら、
「ヘタが上に反っているものがよく熟れているんですよ」
と教えてくれました。
立派な、そして甘~いイチゴです。いつも何個食べたかを記憶しようとするので
すが、ついつい忘れてしまいます。
H夫人によれば、
「昔はここで息子と二人、100個ずつ食べた」
100個! 豪傑ですね~
私は、どうでしょうか、30個くらいは食べたでしょうか?
「入場料が2000円だから1個67円か・・・」
こんなことを考え出すと、妙に経営者感覚が蘇ってきました。
「ハウスの長さが約30m。ここに一列の畝に25人くらいずつ入場
させている。一人2000円の入園料だから、畝一列当たり5万円の
売上か~
開園してまだ30分くらいしかしていないのに、もう4畝にお客さんが
入っているから、すでに20万の売上。
お客さんは次から次へとまだやって来ているから、3時までの営業で、
一日5時間。単純に計算すると、今日1日で200万円くらいの売上に
なっちゃうな~ すごいな~」
こんなことを考えていました。こうして45分もいたら、さすがのツノ坊と
H夫人もお腹いっぱいで、ここまで。
その後はお土産を買いに、売店へ向かいました。
売店で陣取っているここのご主人と思しき人が、イチゴの説明をしています。
「みんな真っ赤なイチゴがおいしいと思って、そんなのばっかり取る
けど、実は真っ赤になったイチゴはその後少し白っぽくなるんさ。
そういうのが一番おいしい。でもみんな知らないから、赤いのばかり
食べちゃう。みんなが帰った後、入ってみると、おいしいのがたっぷり
残っているよ」
いや~、知らなかったな~ でもそれならそうと、最初に教えてくれれば
いいのに。この悔しさを晴らすには、また来年リベンジしなきゃいけないね。

イチゴでポンポンになったお腹を抱えて、エクシブ浜名湖へ行き、中華レスト
ランでランチを取りながら、久し振りにH夫妻とゆっくりお話しました。

最初に知り合った16年前に戻った気分でした。
ひとみが附属幼稚園の年中で、私は37歳だったんだ・・・
本当にアッと言う間だな・・・
帰路はお決まりのパターン。
イチゴの水分をたっぷり摂取してるので、ツノ坊の頻繁な「停まってよ」コール
で、トイレ休憩を取りつつ、車中でも会話を楽しみながら、帰って来ました。
また会いましょうね、Hさんご夫妻!
食べ過ぎると、トイレが近くなり、ひんやりとも
します。
子どもを通じて知り合った訳ですが、子どもが巣立ち、
子ども抜きでも付き合える、こんな関係の人が結構
います。
楽しいです。
イチゴ狩りに行かれたのですね。
以前 愛知県で行った時には 「ここからここまでね」・・・なんて場所を指定され つまらなかったのですが・・・
ここ信州にきたら この寒さの中(ちょうど今の時期)イチゴ狩りをやっているじゃありませんか
4種類くらいのイチゴを栽培していて 園内自由!
でも そんなに食べられるものじゃありませんよね
娘さんの関係のお付き合い・・家族ぐるみって言うのがいいですね