磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

それ、聞いちゃうの!

2016年01月24日 18時58分22秒 | マーケティング・センス

一瞬、その場の空気が凍りついたかのような雰囲気になりました。


わが社のFくんが、海外からのお客様に、

 「ファット・キロ?」

確か、こんな風に質問した時のことです。

とても通じそうにない英語ですが、これが運悪く、通じてしまったよう
でした。

そもそもこれ、何を聞きたかったか?

ブログだけを読んでいるみなさんには、なかなかイメージしにくいのですが、
そのお客様と会っている我々には、すぐピンと来ます。

だって、みんな、同じことを聞きたいと思っていたんですが、理性がそれを
尋ねることを思い留まらせていたんです。

それを、Fくんは、突然、本人に面と向かって尋ねるから・・・ 


実は、Fくん、お客様の体重を聞きたかったんです。


その背景を分かりやすい例で説明します。

その客人が、私のBMW320に乗ることになった。
どの席が一番座りやすいかを考えた結果、助手席が一番楽かと思い、シートを
一番後ろまで下げ、背中もかなりリクライニングして、座ってもらうことにした
たけど、座り始めてびっくり! 

 「えっ! これじゃあ、車内に入りきらないんじゃないか!」

その瞬間焦りました。

結果として、体を折り曲げ、頭を傾げて、何とかギリギリ入ったものの、体が
シートから大きくはみ出して、シートベルトのはめ込み口が埋まってしまった
んです。
   

さて、話をFくんが質問した時に戻します。

その質問を傍らで聞いていた、お客様の同僚も、

 「あれ、あれ」

と焦っているようす。それもそうです。質問されたのは彼の上司だから。汗

当然のことながら、聞かれた本人も、虚をつかれた様子で、

 「それについては『ノーコメント』」笑

そしてその先が良かった。

 「学生時代はフットボールの選手だったから、とても
  引き締まった体をしていたんだけど・・・

  段ボール工場のオペレータは、工場中を走り回っている
  から、こんな体型にはならないだろう。
  でも私は、10年ほど前から、いい装置を作って、
  それに慣れちゃったので、こんな体型になっちゃった」

と言いつつ、

 「これからこういう装置が入ると、オペレータは工場内を
  飛び回ることがなくなることのとても分かりやすい例
  だな。早速このフレーズ使おう!」  笑


この喩えがいたく気に入ったみたいでした。

我われも、これからこの喩えをセールストークに標準化することに
します!


Fくんの超大胆な質問から『駒』でした。


 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私は (磯輪)
2016-01-27 08:09:53
 Fくん

失礼しました。

私は、
  
  How much do you weigh?

を使います。

weigh は weight の動詞形で、「ウエイ」と発音します。
返信する
スーパーヘビー級 (サービスF)
2016-01-25 21:26:22
たしか“How weight”と質問したと思います。
英語力が無く情けないです。

失礼と思いつつどうしても聞きたかったのです。
私が今まで会った事のある人で間違いなくNO.1スーパーヘビー級でしたから。

正しくは“What is your weight?”ですかね。

それにしても楽しみな装置ですね。
返信する

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