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昨日の全社朝礼で、水曜にあった経営者アカデミーのある場面のことを
話しました。
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それは、アカデミー終了後の懇親会で、広島の三和ストアーの参謀役の
深見さんとの会話でした。
深見 「風土改革の話をしたくても、社員の誰が味方で、誰が敵かわからない
ので、不安でうっかり話ができないんです」
私 「でもそりゃあ、社長の方がもっとわからないですよ。だって深見さん
には言えても、相手が社長となると、どうしても損得勘定が働くで
しょ。だから余計に本当のことを言ってくれなくなるに決まってる
じゃないですか」
深見 「そうですか! 社長も同じですか! そりゃそうですね!」
私 「それがわかったら、こんなに楽なことありませんよ」
深見さんは、私の話にとってもビックリ
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ビックリ
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誰が味方で、誰が敵か、社内で一番わからないのは社長だっていうのは、自明の
ことと思っていたのに、当たり前のことを話したら、深見さんが驚いた
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私は自明のことと思っていたけど、他の人から見るとちっとも自明ではないん
ですね。
風土改革って、本当に奥が深いですね。
深見さん、一緒に頑張りましょうね。
ps 6日のブログと今日のブログの写真は、似て非なるものです。
どこが違うか、よ~く見て下さい。
ちなみに立ち上がって資料を配っているのが、三和ストアーの
深見さんの上司、社長の宇都宮さんです。
・・・そうなんですよね!でもそれに気づかないことはTOP層の方が多いんじゃないでしょうか?私はこれを“裸の王様度”と言っていますが、今度わが社で私を含めた患部
P.S.しかし何度『戻る』ボタン
「何でも話してくれ」とか、「言いたいことがあったら遠慮するな」と言っても、そうはならないことを上に立つものほど自覚することが必要ですよね。
社員は思っていること全部を言いたくても、言えない、言えない部分の情報をどうやって入手するか。
自覚しないと、こういう発想にもつながらないから。
どうやって『裸の王様脱出大作戦』実行して、結果どうだったか、また教えてね。