磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

浪花の初春かな

2006年02月24日 23時59分26秒 | ビジネス・シーン

大阪へ出かけました。

午前中のお客様との面談が終了して、一緒に出かけた我が社の
志村さんと早目のお昼ご飯を済ませて、志村さんとは別れた
けど、まだ午後のアポまでには時間がたっぷりあるんです。

次のお客様に向かうには、普通なら地下鉄とJRを乗り継いで
行くんですが、ちょっと大回りになります。直線距離は
そんなに遠くないと思い、近くの本屋で位置関係を確認しました。

そしたら思った通り、2kmくらいしか離れていない。空を仰げば
お日様がニコニコして、春もすぐそこって言うくらい穏やかな
陽射し。午後のアポまでまだ時間も1時間近くあるので、電車で
行くと早すぎちゃう。

 「こりゃー歩くっきゃない!」 

と思い、地図でもう一度方向を確認して、いざ行かんと、土佐堀川
沿いの遊歩道を歩き始めました。

これが気持ちいいんだな~ 
ちょうどお昼休み時なので、遊歩道に用意されたベンチではお弁当
を食べるOLさんや、タバコをふかすサラリーマンがたくさんいる。
のどかだな~ こんな都心に、こんなすてきな遊歩道があり、お昼
休みをのんびり過ごしている。何だか心が豊かになる感じ。 
小さな幸せを感じながら歩を進めました。

ところが次第に様子が変わってきました。
チラッと地図で見ただけでは、やはり目的地までのルートを憶え切る
ことはできなかった・・・ その上距離の目測を誤ったみたい。
時間がドンドン経過していくのに、目的地は遥か彼方。
だんだん焦ってきた。 


 「こりゃーアポに遅刻しちゃう」 

でタクシーをひろおうと思ったが、最短距離を狙っていたので、
大通りから一本も二本も入った道を歩いていたので、タクシーの
影も形も見えない。ミニ・ポカポカ陽気だった上に、急ぎ足で
歩いているので、汗も出てきた。

 「ヤバイな~」 

そこで慌てて次のお客様で待ち合わせることになっていた我が社の
大阪営業所の野川さんに電話しました。

 「野川さん、時間があったので歩いて行こうと思い、歩き始めた
  んですが、途中で道に迷っちゃったみたいなんです」

 「じゃあ迎えに行きますよ」

 「お願いしたいけど、迎えに来てもらうためのここは何処だかが
  わからないんです・・・」 

 「・・・」

とその時、目を上げると、目の前にガソリンスタンドがあり、壁に
そのスタンドの電話番号が書いてある!

 「野川さん、目の前に電話番号があるので、カーナビに入れて
  下さいよ」 

 「了解」

で、その番号を伝えたら、

 「あ、カーナビに出ました」 

ということで、5-10分で野川さんと無事ランデブーに成功。
野川さんに聞いたら、

 「まだ2kmありましたよ」

ということは全行程が2kmと思ったのは、まったくの目測ミス
だったわけですね。 トホホ

でも野川さんのおかげで、お客様にご迷惑を掛けることなく、
到着できました。 


夜自宅に戻って万歩計を見たら、15,000歩以上歩いていました。
汗をかくのもいいけど、かくならいい汗かきたいね。冷や汗は
ゴメンだ。 

野川さん、本当にご迷惑をお掛けしました。 



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