脱線してる

これ、何でしょうか？
白い線路が一箇所脱線しているみたいですね。

もうちょっと引いたアングルで見てみると、

　　　　　　　　　　

ＩＳＯＷＡの工場を通路に従って歩いていて、この『脱線』に出くわした
のです。

なぜ脱線してるのか？
脱線って言うくらいだから、本来は脱線していなんですね。
本来は真っ直ぐにつながってるのに、時にこうして脱線するんです。


今回の台風や、地震が原因ではありません。

その原因とは、脱線した箇所を右にず～っとたどっていくと・・・

　　　　　　

こんな景色に出くわしました。
この黒い象の鼻のようなものは、出荷前に社内で機械の試運転をする時に
機械に電気を供給する配線ケーブルです。
試運転時には機械と社内の電源である配電盤をつなぐためケーブルを
ひきます。ただケーブルがあちこち工場の床をはっていると不安全なので、
工場のところどころにケーブルを通す溝が掘ってあり、グレーの縞鋼板で
その溝を覆っているのです。

ケーブルを通すには溝に引き込む口が必要で、そのスペースを開けようと
すると、その分工場内通路を示す白線がずれてしまうんです。


工場が整理されてくると、こういうことが目立ちます。

　「そりゃ～、試運転の時だけだから、しょうがない」

ということでこれまで黙認されてきましたが、でも普通に考えたら、
通路が脱線してるってのはおかしい。


あれこれ考えて、私、いいアイデアを思い付きましたが、私がすぐ言う
のもつまんないし、もっといいアイデアがあると思うので、私の案は
しばらく伏せておきます。

だからぜひみんな、試運転時でも脱線しないような、いいアイデアを
提案して下さい。楽しみにしています。