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この本には、「ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法」というサブタイトルが
付いていますが、このサブタイトルは変に商売っ気を連想させて、いただけない。
読み終わって分かったことだけど、この本に書かれていることは、そんな安っ
ぽいもんじゃないね。
運良く、表紙カバーの内側にある、
「いま、世界のリーダーたちは、『物語』を熱く語って、仕事で成功
している!」
という言葉に惹かれた。もしこれが無かったら、おそらく読んでいなかった
かもしれない。そういう意味じゃ、ラッキーだった。
というのもこの1-2年自分が経営に取り入れているスタイルが何となく
こういうやり方かな~と思っているものがあったんですが、このカバーの
内側の言葉を見て、
「アレ、これって私がやっていることじゃないかな~」
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と感じたからです。
案の定、読んでみて、「ウンウン」とか、「そう、そう」とうなづく箇所が
たくさんあって、自分で考え出したやり方が理論的に説明されていて、
「オレって、結構すごいじゃん」
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などと、妙にうれしかったり、また
「そうか~、こういうところはこうすれば、もっと効果的なんだ!」
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と勉強になったりしました。
要は、従来「理論万能」だったのですが、理論を追求し続けると、そこで
逆に「理論の限界」が見えてきた。
そしてそれを超えるものとして注目されてきたのが、この「物語法」であり、
「物語力」ということです。
「単なる『理解』ではなく、『感動』させ、『共感』させる!」
なんか似たようなことを聞いたことがあるな~と思ったら、そうだスコラの
柴田さんが、
「『もっともだな~』と思うけど、納得していない。
正論だけど、心に響かない」
って言ってた。
そうなんだよな。やっぱり人って、ある程度の理屈も必要だけど、理屈だけで
動くのって、結構薄っぺらなんだよね。でも、感動、共感があれば、人は
本気で動くんだ。
そういうわけで、先週の愛知大学での講演も、ストーリー性を重視して、
この「物語法」で組み立てて、自分の「物語力」で学生に語った。
でも言っておくけど、決してウソなんか話していない。すべて実体験。
それが学生のみんなに、より腹に落ちるような形で構成しただけですから。
今回の愛知大学の講演は、そういう意味で「理論を越えた物語法」を説くこの
本を読んで、理論強化された「物語法」という何だかみなさんにはさっぱり
分からないだろうけど、書いてる私はすごく納得しているスタイルの初トライ
アルとして最高の場であったし、最高のタイミングでもありました。
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実に自己満足的な本日のブログでした。
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こっそり読ませていただいてます。
>やっぱり人って、ある程度の理屈も必要だけど、理屈だけで
動くのって、結構薄っぺらなんだよね。でも、感動、共感があれば、人は
本気で動くんだ。
そうなんですよね。
本当にそう思います。
僕もこの本読んでみたいと思います!
ぜひ読んでみて下さい。
『磯輪日記』も、「こっそり読む」のは禁止
します。堂々と見て下さい。
残念でした。でも私から事前に聞いていたら、
愛知学院でいつまでも待っていることになって
いたかも・・・
それにちょっと学生には見えないかな~?