
年末年始の休み間、全国のお客様の工場ではISOWAから190人
以上が機械の更新工事に当たってくれています。
でも仕事をしてくれているのは外だけじゃありません。
内、つまりわが社でも出勤して、お客様の工場で作業している仲間を
バックアップしてくれている技術のKくん、新年早々の部品手配を
段取りしてくれている工務のSくん、6日休暇を取るので仕事を
貯めないようにという組立のFくん。
ありがとう。
工場の中を見ると、ほとんどの機械が出荷され、ガランとなった時を
利用して、年末にフロアーのペンキの塗り直しをして、お色直しして
います。これだけ広いエリアの塗り直しをしてくれたみんな、ありがとう!
そしてその中を探してみると、いました、いました。
新開発中のマシンの電気調整を行うために、電子のTくんとEくんが、
協力工場のC社の人と一緒に作業しています。
それ以外にも、技術のHくんとYくんが、そのバックアップで出社
してくれていました。
近づいて行って、
「明けましておめでとう!」
と声を掛けると、
「あれ、鹿児島じゃなかったんですか!?」
「Tくんがあんなこと言うから、息子が熱出して、
鹿児島行きが吹っ飛んじゃった!」 笑
というのも、仕事納めの日、帰ろうとするTくんに、
「3日は頼んだぞ!」
としつこく念押したら、
「そんなに心配なら、見に来て下さいよ」
でも鹿児島へ行くことになっていたから、頼むしかなかったんだけど、
Tくんがきっと私のことを呼んだんでしょうね。
おかげで(笑)見に来ることができました。
Tくん、ありがとう・・・
新年早々、申し訳ないな~と思っていたら、Tくん、
「ISOWAに入社して20年ですが、こんなに
ゆっくりと休めた正月は初めてです」
と言うんです。そしてその傍らでEくんも頷いています。
正月の3日から働いているのに、「ゆっくり休めた」と言うTくん。
本当に申し訳なく思います。
世間が大型連休の時にこそ、働かなきゃいけないんですから、何とも
因果な仕事です。
だから、そういう因果な仕事だけど、いかに快く引き受けてもらえる
ようにするか?
それを考えるのが、私の仕事だと思うんです。
実際にお客様を満足させられるのは一人ひとりの社員ですからね。
そういう素敵な場面があった一方で、残念なこともありました。
工場を見回って、その後オフィスへ移動しようと、構内の道路を横切ろう
としたところ、道にこんなものが落ちていました。

ゴム片、ゴムバンドです。
推察するに、年末に機械をトレーラーに積み込む際、機械のフレームの
角がワイヤーロープに当たるのを保護するために使ったものじゃないで
しょうか。
作業の後仕舞いはとても重要なことです。
『飛ぶ鳥跡を濁さず』。
そしてたとえ作業した人、重量運搬の協力会社さんが落として、拾い
忘れたとしても、他のメンバーがそれをカバーすることが重要です。
それが「協力する」です。
新年早々、すてきなことと、反省すべきこと、それぞれでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます