なんか違うな〜

この日も、お盆に印刷機アイビスを納入させていただくお客様が出荷前
検収に来社されました。


でもこの機械って、




この前来社されたお客様のアイビスと何か違う点があるんですが、
分かります？

まるで鏡に映ったように瓜二つでしょ。


そうなんです答えは「鏡に映ったよう」です。


段ボール印刷機の場合、オペレータが機械を操作するのは、段ボールが
印刷加工される機械の上流から見て、左側というのが一般なんです。
つまり先週のお客様の機械がそれです。


でも工場のレイアウト上、どうしても反対向きの機械が欲しいという
要望されるお客様もいらっしゃるので、今回のお客様の様に、機械の
上流か見て右側で操作する仕様も作っています。

これ、簡単なようですが、実はかなりの手間なんですよ　


しかしアイビスも出荷台数がドンドン増えて来て、お客様の要望に応える
ために、こういうマシンも作っています。


お客様をお迎えすべく、この日は３名が自分語りを担当してくれました。


一番目は、営業の新入社員のＫさん。

　「電話対応で３つのことに気を付けています」

その中で、

　「お客様の『時間泥棒』にならないように、いつも
　　ワン・コールで応答するようにしています」

と、

　「電話は顔が見えないので『笑顔』の代わりに、
　　『笑声（えごえ）』を常に心掛けています」

このふたつに特に感心しました。

するとこの日初めてＫさんと顔を合わせたお客様が、

　「Ｋさんにはこれまで何度か電話で対応してもらった
　　ことがあるけど、いつもワン・コールだった！」

このお客様のコメントに、今度は感動しました。


Ｋさんのおもてなしの気持ちはちゃんとお客様に届いていました。
よかったね、Ｋさん！


二人目は、段ロールのＩくん。

Ｉくんの語りは、わが社の名物になっているくらいで、いつも聞く人を
唸らせますが、今日は、いつもとひと味違っていました。

　「私も入社して３０年近くなりますが、後輩に
　　負けません！　まだまだ私もチャンスがあると
　　思って、頑張ります！」

とても力強い、頼もしい語りでした　　


そして最後はこの機械の据付にお客様に出掛ける入社１０年目の
組立のＯくん。

　「早く据付責任者になれるよう頑張っています」

入社したした時から口下手で、超・緊張し～のＯくんでしたが、この
１０年でこんなに堂々と語れるようになるなんて、本当に立派に成長
したね。　
ＯくんのＩＳＯＷＡでの１０年は伊達じゃなかった。
まるでわが子の成長のようにうれしかった。

まだまだこの先もＩＳＯＷＡビトとしての長い人生があるから、きっと
もっと、もっと成長してくれるんだろうな～と、１０年前を思い返して
感慨深いものがありました。



機械の仕様は違いますが、自分語りをするＩＳＯＷＡビトの根底に流れる
理念はしっかり共有されています。

みんなで、お客様の『止めません、止まりません』を目指しましょう！