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以前紹介したように、数ヶ月前から、世界中のお客様に【ISOWA PRESS】と
いう英語版のニュースレターをメールにて配信し始めています。
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国内向けには、すでにいろんな情報発信を行っているISOWAですが、
海外向けは初のチャレンジです。
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始める前は、
「日本のお客様には理解してもらえても、海外のお客様にはメールを
使った情報発信は理解してもらえないのでは・・・」
という消極的な意見もありました。
しかし何事もやってみなけれりゃ、分かりません。
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そしてやってみて、ダメなら止めればいいだけです。
ということで、関係者の背中を思いっきり押して、それも長い間押し続けて、
とうとう始まったこのサービス。
もちろん私自身も結果に自信があった訳ではありません。
「実際、どんな風に海外のお客様は評価しているのかな~」
と内心不安でした。
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ところが、ところが、今月、とてもうれしいコメントがアメリカのお客様から
届きました。
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その訳文を紹介します。
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ISOWAが送ってくれるようになった【ISOWA PRESS】、
とても興味深いもので、毎号、今か今かとその配信を首を
長~くして楽しみにしています。
私は2005年9月にISOWAを訪問しましたが、飽くなき改善や
自社の核となる価値(コア・ヴァリュー)を追い求めるその
姿勢にとても感銘を受けました。
すでにその当時でも、ISOWAが『世界一社風のいい会社』を
目指し、社員とその理想や意見をしっかりと受け止め、尊重
していることをはっきり感じることができました。
アメリカには、
「経営者よ、社員を大切にしなさい。
そうすれば彼らもきっと応えてくれる」
という言葉があります。
つまり、社員は(企業にとって)内なるお客様なのです。
自らが勤める企業に大切にされていると感じる社員は、お客様の
期待に応え、時にお客様の期待を上回る満足をお客様に提供する
ことすらあります。
まさにこの考え方が、我が社の原動力なのです。
ISOWAのオフィスのレイアウトは、我々が普通馴染んでいる
レイアウトとは異なり、興味深いものでした。オフィス全体が
オープンで、唯一社長室だけが設けられているように見受けられ
ました。
【私の註】
2008年秋には、社長室も廃止しました。
正直、私にはその様なレイアウトの意義、コンセプト、意図と
いったものはよく分かりませんが、工場長の私としての考えは、
工場内の人もオフィスの人も皆同じ社員というものです。
たとえ個室を持っていたとしても、個室を持っていないオフィスの
社員や工場で働くメンバーよりも偉いという訳ではありません。
尊敬とは、努力して手に入れるものであり、個室を持っているか
どうかで決まるようなものではないということを、私はこれまでの
経験から学びました。
いずれにしても、このニュースレター、楽しく、価値ある、かつ
立派な内容ですから、今後もぜひ続けて下さることを期待して
います。
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「通じた!]
メールでISOWAスタイルに関する情報を発信して、ISOWAの『輪』を
広げるというやり方が、海外のお客様にも通じたんです!
いや~、これ、すごくうれしいな~ ホント、うれしい!
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人間の気持って、やっぱり万国共通なんですね。
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これからもISOWAの『輪』
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磯輪って何ていい名前なんだろう)を世界中に広げていきます。
素敵な返信ですね。
日本の方だって返信してくれる方は少ないでしょうに・・・アメリカの方がここまで書いてくれるなんて
素敵以外言葉が見つかりません。
それにこの社長さん 社員は内なるお客様って・・・
アメリカの会社が社員を大切にしなさいと考えているというのもちょっと意外な感じがしましたが・・・
まさに類は友を呼ぶって言う感じですね。
考え方をストレートにぶつけて それに真剣に答える姿勢・・・いいなぁって読ませていただきましたよ
この会社、とても民主的な経営をしているんです。
だから我々がやっていることに共感してくれるんだと
思います。
業績も、生産性も、品質も、アメリカトップクラスの
段ボール企業です!