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休日の午後、日経新聞をゆっくりと読んでいたら、ISOWAが知財法務でお世話に
なっている中村合同特許法律事務所の中村先生の写真が目に飛び込んで来ました。
『詩歌教養』面の『詩人の肖像』というコラムです。
先生が言葉を大切にしていることが紹介されていました。
文筆家ですから当然のことだと誰もが思うと思います。
ただそのこだわりは、一般人が想像するレベルをはるかに超えていることを示す
エピソードを紹介します。
それは3年前、雑誌『ユリイカ』の『私が出会った人々 故旧哀傷』という連載の中で
父のことを紹介して下さった時のことです。
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ISOWAのオフィスのエントランスホールに飾ってある父手書きの『入魂』の
文字をあしらったプレートのことが話題になり、そのことを回想録で紹介したいと
言われたんです。
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そこからこのプレートをどう表現するかについて、何度も何度も先生とメールの
やり取りをしました。先生は決して妥協することはありません。不明な点に関しては
自分が納得するまでとことん質問され、正確性をとことん追求する姿勢に驚かされ
ました。
今回の記事を読んでも、中村先生の文筆家魂が感じられました。
92歳ですが、飽くなき探求心には、ただただ脱帽するばかりです。
ますますご活躍下さい。
そしてかねてからの目標である明治村行きを実現させましょう!
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