『ビューティフル・マインド』

昨日のブログを出発間際の飛行機の中でアップした後、１４時間掛けて
アトランタから成田まで飛んで帰ってきました。

１４時間は長い！　乗れども、乗れども、延々と続くっていう感じです。

長いフライトなので乗った途端に日本時間にスイッチ。そうすると離陸時は
日本時間の夜３時頃。そこから朝１０時近くまではできるだけ寝るように
しました。

でもそこからは寝ない。

となると本を読んだり、ビデオを見たり。

その中で一番良かったのがこの『ビューティフル・マインド』。

アメリカの天才数学者ジョン・ナッシュの実話に基づく映画でした。
あまりの天才過ぎて、人とのコミュニケーションが苦手で、そこからさらに
統合失調症になってしまう。

このジョン（ラッセル・クロウ）を支えたのが奥さんのアリシア（ジェニファー
・コネリー）。

　　　　　　

病気と共存しつつ復活し、とうとう１９９４年ノーベル経済学賞を受賞することに。

そしてこの映画で私が最高に感動したノーベル賞の受賞式のジョンのスピーチの
場面へ。

　「長い人生で幻覚にも悩まされた。そして戻って来て、学者として、
　　人として最大の発見をした。

　　愛という不思議な方程式においては、どんな答えも見つかる。
　　ここにいるのは君（アリシア）のおかげだ。
　　君がボクの答。君がすべての答。」

スピーチが終わり、ステージ上のジョンは胸のポケットからアリシアと出会った
頃の思い出のポケット・チーフを取り出して、アリシアの方を見ながら、チーフに
口づけをすると、それを会場の席で見ていたアリシアは両手を胸に当ててやさしく
ジョンに微笑む。

あ～、感動的でした。


こうして無事帰国しました。