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仙台出張所に立ち寄った後、光は出張所のAくん、Kくんと仙台駅西口へ、私は、Nくん、
Sくんと仙台駅東口の居酒屋へ向かいました。要するに、若手組と年寄り組に分かれたって
ことです。
そこにさらに平均年齢を引き上げてくれたのがYさん。
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Yさんは、トーメン時代、機械本部だった私に対して、Yさんは不動産とまったく畑違いですが、
一緒に労働組合の執行委員を務めた先輩でした。
長らく年賀状の交換だけでしたが、それでも文字数の多さからいけば、普通の人同士の年賀状
仲間とは、その繋がり度はけた違いだと思います。私の年賀状も文字数は多いけど、Yさんのは
私の数倍。書ききれずに、宛名面にもはみ出して、それも小さな、小さな字で、めいっぱい
書いてありますから。(笑)
「磯ちゃん宛ては、今日、投函したから、楽しみにしててね」
当然、Nくん、Sくんと、Yさんは初対面ですが、のっけから超打ち解けた雰囲気で、旧知の
仲のようです。呑兵衛同士ってことだからでしょうか?(笑)
2年間の労働組合執行委員の期間とはいえ、私は東京、Yさんは名古屋支店勤務だったから、
会うのは月に1回か2回の執行委員会の時だけ。その後、私はトーメンを退職し、以降35年以上
年賀状のやり取りだけだったのに、2年前にYさんが名古屋に遊びに来てくれ、そして今回は
私が仙台へ。 そう『返礼』の訪問です。
年賀状って、用が無くても、時期が来ると送るもの。 だから毎年送り続けられる。
送り続ける理由がある。 それが人間関係をつなぐ。 この歳になると、そのありがたみが
ますます身に沁みます。
Yさんが、名古屋に来た2年前から、
「私のはらこ飯は最高なんだから」
と言っていたけど、東京に住むトーメン時代の仲間に、時々、はらこ飯を持って、わざわざ
仙台から上京するって言うんです。で、
「だったら私が東京に出張する時、東京営業所に持ってきてくださいよ」
と冗談で言ったら、
「そりゃ~イイな。よし、そうするよ」
と大盛り上がりで、お開きとなりました。
別れた2時間後に、Yさんからメールをもらいました。
> Sさん、Nさんも 人間味あふれて 初めて会う方とは思えませんでした。
良い方 採用してますね、磯ちゃんらしいです。(中略)
こんど 秋のはらこ飯 東京事務所に持っていくときは 事前に連絡しますので
楽しみにして下さいね。なかなか釣れないので頑張ります。おいらのはらこ飯
旨くて たまりませんよ、ところで 磯ちゃん はらこ大丈夫でしたか?
また秋の楽しみ出来ました。
メールをもらって、はたと考えました。
「楽しみにしてます」って言ったものの、そもそも『はらこ』って何かわかってなかった!
で、ネットで『はらこ』をググってみたら、
「宮城県でいくらを指す言葉で、『はらこ飯』とは阿武隈川に遡上してくるサケを
地引網で獲っていた地元の”漁師飯”」
とありました。
「おお、いくら じゃん」
いくらは私の好物です。これで本気で来年の秋が楽しみになりました。
Yさん、待ってま~す!
追伸
ISOWAは『止めません 止まりません』ですが、
お土産にもらった 柔らかあたりめフレークは、『やめられない とまらない』。
ご馳走様でした!
期待してくださいね、はらこが
半熟で「ぷちゅ」と口の中ではじけるのは また格別です。楽しみにしてください。
コメントのお礼に、後日談を今日のブログに
書きました。
きっと喜んでくれると信じて。