磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

ああ、青春!

2006年05月13日 22時11分10秒 | MY FAMILY

昨夜から何度天気予報を見ても、雨、雨、雨・・・ 

何とか青空の下でやらせたいと思っていた、インターハイ県大会。
しかし予報どおりの雨の中でのゲームとなっちゃいました。

会場の横須賀高校へ到着して、びっくり。
ピッチは田んぼ状態で、最悪。そんな中でも何とか一生懸命応援
しようと、ピッチに近づこうとするだけで、靴がグランドにめり
込んで、ズブズブになっちゃう。

じ~っと立っていると、靴に雨がしみこんで来るので、もう
ちょっと足場のいいところを選び、動くけど、どこへ動いても
ズブズブ。結局動かず、じっとしているのが一番ということが
分かりました。

よくよく考えてみれば、対戦相手の横須賀高校はまったくのホーム
ゲーム。サポーターがたくさんいるし、下級生がひとかたまりに
なって、グランパスの応援ソングのパクリを次から次へと大声で
歌っているじゃないですか! でも応援はたとえ一人でも絶対負け
ないぞ! 

ゲームの方はと言えば、前半からかなり横須賀に押され気味でした。
しかし決定的なチャンスを作られるほどではありません。それが
前半半ばごろ横須賀が右サイドを駆け上がり、何とかボールを奪い
返し、ホッとした時、ボールを奪われた選手がかなり後方で倒れた?
ボールはかなり先にもう言っているのに、ホイッスル!

 「何? エッ! ピーケーエ~(PK)?!」

どうなっちゃってんの、これ? しかしジャッジは変わらない・・・
転んだ相手の10番がボールをプレースして、蹴った!
その瞬間、左に飛んだキーパーがこれを見事にはじいた~。
すごいぞ、ナイス・キーパー! 

これで旭は元気を盛り返して、この流れで何とか1点と思った頃、
旭、相手ゴール前の混戦からこぼれた球をキャプテン・ウッチーが
シューート! やった! 
と思った瞬間、ボールは惜しくもポストに跳ね返されゴール
ならず。無念・・・

結局前半は0-0で終了。

そして勝負はいよいよ後半残り35分へ 

ピッチはますます泥沼化して、こうなるとゴール前にボールを
ほおり込んだり、とにかくシュートをすれば、GKは非常に
対応しにくい状況に。

そんな時、横須賀がCKを取った。そしてゴール前に上がった
ボールを相手がヘディングすると、ボールは見事にゴール・
イン・・・

まだまだこれからと思っていた矢先、今度も疑惑の判定で
横須賀がペナルティ・エリア少し右からのFK。またしても
同じような形で2点目を入れられちゃった。

それでも絶対あきらめないぞ。
粘りに粘って、旭はゴール前に持ち込んで、混戦の中から
シュートを決めて、1-2。あと1点。



必ず追い付く。私も声の限り応援していると、ベンチでも今まで
見たことないような光景が。全員が声を上げている。

 「絶対に追い付く」

という気迫が選手、ベンチから感じられる。何とも言えない一体感。
Never give up! 何とかもう1点。

しかし無情にも試合終了のホイッスルが・・・ 
ピッチに崩れこむ子、天を仰ぐ子、うなだれる子、そして涙を
流す子。

ウ~ン、残念・・・ でもあんなに大きな声で、心から応援できる
場を与えてくれた旭のみんなに、本当に感謝しているよ。
あのような一体感、何とも言えない盛り上がりを経験させてもらい、
ありがとう。

雨の中、控室代わりの自転車置き場の屋根の下で、みんな泣いて
いる。選手も、サブも、そしてマネージャーのひとみも。
良くやったよ。みんな胸を張れ!

ミーティングが終り、解散。ひとみたち3年生の部活はこれで
終った。 終ったな~と思っていたら、キャプテンのウッチーが

 「3年生集合!」

って号令掛けている。3年生全員が応援に来ていた我々の前に
雨の中整列した。そしたら突然、
 
 「ここまで燃えさせてくれたみんなになんかお礼の気持ちを
  伝えたい」

と感じた。思わず、キャプテンのウッチーに歩み寄って、

 「ご苦労様」

って言いながら、握手しちゃった。続いて並んでいる選手一人
ひとりと全員握手! 

 「ありがとう」

ふと見たら、涙を流しているひとみもいて、ひとみとも握手。
握手が終ったら、3年生を代表して、ウッチーが

 「今日は力足らず負けてしまいました。
  ここまでぼくたちを、応援、サポートしてくれて
  ありがとうございました。」

と挨拶をしました。ウッチーそしてみんな、ホント立派だった。

そして、握手といい、挨拶といい、こんな機会を、親の我々に
作ってくれて、心から感謝してる。ありがとう。

ひとみは本当にいい仲間に恵まれた。ありがとう、みんな。
胸張って、元気で行こうぜ。


その後、応援に来ていた田中夫妻、マダム水野、そして馨くん、
澤田くん、水野くん、イエポン(ごめん、本名知らないんだ)、
ひとみ、そして我々夫婦の10名でご飯食べました。

この頃には子供たちもすっかり元気になって、親は親、子は子で、
盛り上がりました。こんな感じです。



イエポンが私のこと携帯で写真撮りたいっていうので、

 「おお、望むところ」

と写メしてもらいました。



それにしても田中さん、一人で三人分くらいありますね。
さすが貫禄。
子供たちの部活は終るけど、これからもお付き合いして下さいね。



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