
Kevinさんがブログにくれたコメントで紹介してくれた本です。
本当は、私へのお奨めではなく、ツノ坊のお兄ちゃんへのお奨めの書でしたが、何だか面白そう
だったので、私も読むことにしました。
伊兼源太郎さん。 恥ずかしながら、初めて聞く作家さんでした。
複雑なストーリー仕立ての警察小説です。それなのにキャリア警察官である主人公と、たまにバーで
合う女性との会話がとってもオシャレでした。 例えば、
「お巡りさん、お元気そうで、なんでラマイオリヒの本を読もうと?」
「本に呼ばれたからでしょうか」
「キザっって言われません?」
「つい先日」
女性は小さな声を上げて笑った。口を開け過ぎない、上品な笑い方だ。
悔しいくらいオシャレな会話です。私には絶対にこういう会話はできません。
読んでいくうちに、主人公がKevinさんに思えてきました。
そう考えると、Kevinさんはキザなんでしょうか? いい意味でですよ、Kevinさん (笑)
面白かったです。 私にしてはアッと言う間に読み終えました。
一流のエンターテイメントです。 Kevinさん、おススメありがとうございました。
きっとその内、映画化されますよ。きっと。
あ、そうすると、主人公は Kevinさん 楽しみだな~
ただ『ラマイオリヒ』という作家はググってもどこにも出てきません。
実在の作家じゃないのでしょうか? これも作者が投げ掛けている『謎』のひとつなのかな~?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます