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「来週、仕事で名古屋方面へ出張する予定があるけど、
久し振りに会いたいね」
先週、突然こんな電話を受けました。
電話の主は、私の大学時代の下宿で、1階に住んでた私に対して、
階上(2階)に住んでいた先輩の相原さんです。
相原さんに勧められて、一緒のテニス同好会にも入りました。
5年振りくらいに会った相原さんは、みずほプライベートウエルス
マネジメントという日本初の本格的プライベートバンクの副社長に
転出していました。
5年前と、いや学生時代ともあまり変わらず、とても若々しかった
です。こういう先輩を見ると、何だか後輩の私もうれしくなります。
だって、やっぱり先輩はいつまでも追い付けない先輩でいて欲しい
じゃないですか。
プラーベートバンクということで、顧客は富裕層の方々で、それも
経営者の方が多いそうです。
同じ経営者と言っても、もちろん私なんかとは資産のレベル、会社の
規模が違うのですが、オーナー経営という点では一緒で、事業承継に
対する話はとても興味深かったです。
お互いの子どもの近況を話し合ったり、同じ下宿の他の住人(私に
とってはみな先輩です)の様子を教えてもらいました。
文字通り同じ釜の飯を食べ、自分たちで割った薪を同じ釜にくべ、
焚いた同じ風呂に入り、同じ練炭掘りごたつに脚を入れ合った仲。
まったく封建的な上下関係など無い、極めて自由な雰囲気の下宿で、
私の最高の社会教育の場でした。
5年前にプレゼントした『ISOWAビトの物語』のことを憶えて
いてくれて、たまに『磯輪日記』もチェックして下さっていたので、
今回はスコラの柴田さんが『日経情報ストラテジー』で連続して
わが社のことを解説してくれた記事
を冊子化したものを差し上げました。
経営に対する価値観が似通っていて、とても楽しくお話できました。
忙しい中、私のことを忘れず、気に留めておいて、わざわざお誘い
頂けるなんて、本当にうれしかったです。
今度は、東京のオフィスにお邪魔させて下さいね。
相原さん、ありがとうございました&ご馳走様でした。
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