磯輪日記

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『ハドソン川の奇跡』

2020年07月01日 20時16分25秒 | I LOVE シネマ・ドラマ

 

2009年に起きたUSエアウェイズの飛行機がニューヨーク ラガーディア空港を

離陸直後に鳥がエンジンに衝突し、両エンジンが停止するも、サリー機長の

卓越した操縦技術と経験に裏打ちされたとっさの機転により、ハドソン川へ緊急

着水して、乗客、乗員155名全員を救ったという実話を基にした作品です。

 

邦題は『ハドソン川の奇跡』ですが、原題は『サリー』。機長のニックネームです。

これが示す通り、この映画は 奇跡の不時着水 がテーマでなく、一躍時の人に

なってしまったこと。そして

 「ハドソン川に下りなくても、普通に最寄りの飛行場に

  戻れたんじゃないか」

とパイロットとしての判断ミスを疑われた悩み。

ふたつのことで苦しむ サリー機長の葛藤がテーマの作品でした。

 

この映画を陰で盛り上げているのが、劇中に流れるジャズです。

とりわけエンディングで流れた曲に痺れました。

早速ネットでググってみると。。。

 

    

 

音楽を担当したのはクリスチャン・ジェイコブとザ・ティアニー・サットン・

バンド。 ジャズに疎い私には、まったく馴染みのないミュージシャンたちです。

私が痺れたエンディング曲は『フライング・ホーム』というタイトルでしたが、

曲の共同作曲者として、本映画の監督であるクリント・イーストウッドの名が挙がって

いました。

 

クリント・イーストウッドといえば、昔は『ダーティーハリー』などで活躍した

アクション・スターでしたが、年齢を重ねるにつれ、監督としての才能も発揮して、

『マジソン郡の橋』など自作自演作品もたくさんあります。

 

彼は、プロ並みのピアノの腕前を持つ、大のジャズファンでもあるそうで、今回の

作品全編にそのセンスがフルに発揮されています。

 

連邦運輸安全委員会での事故原因調査で、サリー機長のこの上ない的確な判断が

実証された後のシーンで、ひとりの委員が、

 「155人の命が無事だったのは、あなたのおかげです」

と労ったのに対して、サリー機長が返した言葉。。。  痺れました。最高でした。

 

 


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