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今日は夕方から雨の予報だったので、お昼ご飯の後、
「雨が降り出す前に、急いで散歩しよう!」
傘を持って歩くかどうか悩んで、結局傘無しで自宅を出発。
ところが歩き出すと、意外に蒸し暑く、おまけに徐々にお日様が顔を出し始めました。
暑い!
で、日影があるコースにしようと思い、名鉄瀬戸線の森下駅と清水駅の間の高架下
コースを選択しました。 それでも暑かった。
歩いていて、1か月くらい前の中日新聞で紹介されていた『坊ケ坂』という坂道が
目の前に現れました。 名鉄の尼ケ坂駅の南東にある片山神社の、西側の坂道が
尼ケ坂で、東側のより狭い坂が坊ケ坂と呼ばれています。雰囲気のいい一帯で、
二つの坂は名古屋市の史跡散策路に指定されています。(と言ってもほんの50m
くらいの長さだけですが)。特に坊ケ坂は道の両側が高い石垣で囲まれていて、
狭く、静かで、車はもちろん人通りもほとんどありません。
帰ってから知ったんですが、坊ヶ坂と尼ヶ坂は江戸時代から語り継がれてきた心霊
スポットだそうです。 以下、ネット情報です:
片山神社の近くにこの界隈で有名な美女が暮らしていました。
この小町がお武家さんと恋仲になり、二人の間に子どももでき
ましたが、結局、身分の違う恋だったため、女は武士に捨てられ
ちゃいました。
悲しみにくれた小町は尼となり子どもと暮らしていましたが、
どうしても彼のことが忘れられなく、とうとう神社近くの坂で
首を吊って自殺してしまいました。
残された子は、村人に育てられましたが、亡き母を恋しがり、
日毎夜毎、母が首をくくった坂をさまようようになり、いつしか
坂の途中で息絶えてしまいました。
この一件以来、尼の女が亡くなった場所が尼ケ坂、男の子が
亡くなった場所は坊ヶ坂と呼ばれるようになりました。
という言い伝えがあるせいか、今でも尼さんと子どもの霊が出るという噂のあるスポット
でした。 そう言われてみると、確かにそんな雰囲気もあったな~・・・
冒頭の写真は坊ヶ坂の上から撮ったものですが、こちらは坂の下から撮影したものです。
左の高い石垣の上からせり出すように古風な家が建っています。ギリギリに建ってます。
坊ケ坂に面した西側にはこの家の入口らしきものが見当たりません。北側と南側には
別の建物が建ってるので、
「入り口は東側なんだろうか・・・」
とわざわざ反対側に回ってみましたが、反対側の道路にも面しても、やっぱり入り口
らしきところは見つかりませんでした。
霊が出るかどうかより、この家の入り口が見当たらないことの方がよほど七不思議
でした
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