磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

「得手に帆あげて」

2022年03月22日 18時57分47秒 | ISOWAの風土改革

 

昨シーズンの優勝を最後に、F1レースから撤退したホンダ。

 

 
その技術者たちの戦いを紹介する番組を観ました。
同じような番組はいくつかすでに見ていて、同じ人があっちの番組にも、こっちの
番組にも登場しています。
引っ張りだこ状態です。(笑)
 
 
 
その中のひとりが、この浅木泰昭さん。
1981年、本田技術研究所に入社。 翌年から「第2期」(83~92年)のF1のエンジン
開発に携わり、80年代後半の黄金期を築く。
 
その後は、私も乗った初代オデッセイのエンジン開発、そしてN-BOXの開発責任者など
ホンダのヒット車種を手掛けてきました。
 
そして定年を半年前にして、2018年、F1開発のトップに指名されたそうです。
 
 
最も影響を受けた本田宗一郎さんの言葉を尋ねられた浅木さんは
 
 「得手に帆あげて」
 
という言葉を挙げました。
 
これって、このところ、私がISOWAのコーチ陣に問い掛けている、
 
 「役職、立場を取っ払って、ひとりのISOWAビトとして、
  自分の強みが活かせて、ワクワクとISOWAを生きる
  姿をありありと描いてほしい?」
 
と同じだよね。
 
 
 
番組ではホンダの技術者の心構えがいくつか紹介されました。その中のひとつに、
『独自技術を極める』というものがあり、その根拠となっている宗一郎さんの以下の
言葉についてコメントを求められた浅木さんは:
 
 
 「他人の真似してたら少なくとも世界一にはなれない。
  真似しようと思った時点で、世界二位を目指すことになる。最高でも。
  そういう会社に存在価値があるのかということを宗一郎さんは
  言いたかったんだと思う」
 
人の真似はしない。 いいな~  すばらしいトレードオフですね。
ここまで言い切ることにシビレました。  
 
本田宗一郎さんは、ものづくりの原点としてこう言ったんだと思う。
 
 
でも ものづくりはもちろん、売り方でも、調達でも、人材育成でも、すべて
同じであって、「人の真似はしない」スタイルをISOWAは創り上げたい。
 
ビジネスは、スポーツと違って『競走』ではなく『競争』であって、一番はひとりとは
限らない。 だからF1とは違う「世界一」がある。 
ISOWAが目指したい世界で「世界一」になるために、他人の真似はしない!
 
 
 

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