磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

一度に13カ国25人が!

2012年03月02日 22時47分00秒 | ISOWAの風土改革

2009年2010年に続いて、今年も開発途上国の管理者や企業経営者を
対象にした財団法人海外技術者研修協会(AOTS)の『経営管理・人と組織』
コースの受講者の一行25名がわが社の見学に来社しました。

その国籍たるや、ブラジル、タイ、インドネシア、バングラディシュ、ネパール、
インド、スリランカ、ガーナ、スーダン、アルゼンチン、メキシコ、ペルー。
合計13カ国。まさにインターナショナル。

業種も、タイル製造、アパレル製造、銀行、二輪車販売、食品調味料製造など
様々です。


しかし、そこは世界の物流を支えるISOWAとISOWAビト。
これまで通り、いやこれまで以上に、すべて英語で対応します。


まずは司会。管理グループのTくん。



上司のNくん譲りの明るさが最高でした。


会社の概要説明は、誰がするのかと思っていたら、



同じ管理グループのHさん。さすがでした。


そして、今回から新しいネーミングとなった『ディスカバーISOWAツアー』へ。

まずは組立のNくん。



意外と言っちゃ失礼だけど、意外に上手かった。


次いで段ロールグループへ。担当はNくん。



目と鼻の先までお客さんが近付いていて、さぞ緊張したことでしょう。


続いて加工グループへ。今朝の人事異動で昇格したばかりのMくん。



実は、説明員となった社員全員に同じ質問をする女性がいました。
その質問とは、

 「目標としたり、尊敬している人が社内にいますか?」

というものです。これに対してMくん、

 「そりゃ~、社長です」

誰か言ってくれないかな~と思っていたら、とうとうMくんが言ってくれました。
思わずハグしちゃいました。
でも、だから昇格した訳じゃありませんからね。
昇格発表が先で、「社長です」はその後ですからね。


それからオフィスへ入り、管理グループのSくん。



このSくんも今朝の昇格組です。Sくんの自分語りは内容が深かった。
感心しました。英語の発音も良かったな~


さらに電子技術のKくん。



研修一行はますます盛り上がってきて、質問が続出。ところがKくん、自分の
語りだけでもう倒れそうになるくらい緊張していたところに、さらに大量質問
され、後ろから支えてやらなきゃと心配しました。


トリを飾ったのが、サービスのYさん。



大きな声で堂々と、立派でした。
Yさんは仲間と一緒に、スペシャル・ウエルカムボードを作ってくれました。



来社してくれたメンバーの母国の国旗を切り貼ったものです。
中には、上下が反対になっていた国旗もあって、メンバーから

 「直させて」

というリクエストが出たりしましたが、このボードが大人気。
みんな、自分の国の国旗を指差して、記念撮影のリクエストが続出。

そりゃ~、そうでしょ。心がこもってます。ここまでやって歓迎しようという
サービスのみんなの心意気には脱帽です。


ツアー後は、会議室に戻り、ISOWAの変革ストーリーのプレゼンでした。
プレゼン担当は、ISOWA社内英会話クラス(E友クラス)の皆勤賞で
かつ優等生のHさん。



このキャスティングにも驚かされました。
しかしさすが優等生、長~いプレゼンでしたが、このチャレンジング・
スピリットに最敬礼です。


そしてQ&Aタイム。
いろんなメンバーに答えてもらうつもりだったのに、私がしゃべり過ぎた
のか、私に質問が集中したのか、ほぼすべて答えることに。

いろんな質問に答えながら改めて感じたこと、それは、英語であろうと、
日本語であろうと、答えるべき自分の想いを持っているかどうかが重要だと
いうことです。

いくら外国語が話せたとしても、話すべきものを持っていなければ、話せ
ないのと同じってこと。

質問は途切れることなく、しかし時間は無くなってしまい、AOTSの引率の
Nさんが「じゃあ、これで最後の質問に」というのに、まだたくさんの手が
挙がります。その中で本当に最後の質問だったのが、

 「ISOWAでは企業の社会的貢献についてどう考えて
  いますか?」

というものでした。私は、

 「私は、松下幸之助さんでも、ソニーの盛田さんでもない、
  ただの磯輪です。だから国家や社会の幸せを論じれる
  ような人間じゃないんです。
  それよりもまずISOWAの社員とその家族を幸せに
  することが私の目標なんです。それもせずに社会的責任
  などと言えば、社員がどう思うでしょうか?
  ただ少しは社員とその家族の幸せのために働けるように
  なったかもしれないので、少しずつ自分にとっての『社会』と
  いう範囲を広げるようにしています。
  そんな中、私の話を聞いた経営者仲間が、

   『磯輪さんの話を聞いて、それを自社の経営に
    取り入れ、その結果ウチの社員が幸せになって
    いるので、これも立派な社会貢献だよ』

  と言ってくれました」

と答えたら、何と、拍手がおこりました。ちょっとジーンときました。


そして最後にメンバーの代表者がお礼のスピーチをしてくれました。
その中で、今回も、これまで同様

 「今日、ISOWAを訪問できたメンバーは本当に幸せでした。
  今回の3週間の研修で最後の企業訪問でしたが、やっぱり
  トヨタより素晴らしかったです」

と、また今回も最大級の賛辞をもらいました。

やっぱりISOWAビトはすごいね。


一行の帰り際、AOTSのNさんが、

 「社員のみなさんそろって受け入れて下さり、本当にありがとう
  ございました。訪問させて頂いた直後にこんなお願いで恐縮
  なんですが、また6月に同じコースがあるので、また見学を
  お願いできないでしょうか?」

いいですよ。ISOWAにとって、社外の方の訪問を受け入れるのは、
とてもありがたい社員研修の場ですから。


ということで、バスを見送った直後から、

 「次はオレがやる」

 「いや、いやオレが英語で話したい」

と社楽のメンバーはやる気満々・・・だったけ? 笑


午後はずっと席を外していて、5時ごろ席に戻ってみると、



慌てて脱ぎ捨てておいたカーデガンが、きちんと畳んでイスの上にあり
ました。
こういうさり気ない気配り。これもISOWAビトの優しさなんです。
誰が畳んでくれたのか分からないけど、

 「ありがとう」

心が和みました。




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2 コメント

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社会貢献 (としたか)
2012-03-03 02:06:15
今回の記事、感銘を受けました。
サンロフトでもISOWAさんの名前が上がることが何と多いことでしょう。
磯輪社長は焼津でも社会貢献されています。
どうもありがとうございます。
返信する
ありがとうございます (磯輪)
2012-03-03 20:29:13
 としたかさん

そんな風に言って頂き、光栄です。
ありがとうございました。
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