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「おお、とうとうISOWAさんのことが本になったんだ!」
ISOWAのことをよく知る人なら、そう思いますよね。
私も、この本が送られてきた時、一瞬そう思いました 笑
だってISOWAの行動指針は、
オレがやる 協力する 明るくする
だから。
本を送ってくれたのは、著者であるスコラコンサルトの長野さん。
そもそも作者から本を頂戴するってことはとても名誉なことですよね。
普通だったら、お金を出して買わなきゃいけないものを、頂戴できるん
ですからん。
で、ISOWAの本かと思ったこの本なんですが、何と、昔からの経営者
仲間の東京のK社のT社長とその社員のみなさんの活躍がテーマなんです。
もともと長野さんは中堅企業のミドルに焦点を当てての風土改革を提唱
しているので、サブタイトルも、
「負けないリーダー」の仕事術
会社で自分らしく生き抜くミドルになれ!
本と一緒に頂いたお手紙には、
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ミドルは・・・明確な自分の思考や行動の軸を持って
いないと、周囲に振り回されて空回りしてしまいます。
その軸を『自分軸』と称していますが、変革を推進し
続けるミドルは必ずしっかりした『自分軸』を持って
います。
その通りですね。自分軸、とっても大事だと思います。
そしてそれはミドルに限ったことじゃない。
トップになればなるほどよりはっきりとした『自分軸』が求められる。
「誰から求められる?」
それは部下からでもあるけど、一番大事なのは「他の誰からよりも、
自分自身から求められてる」ってことだと、私は考えています。
それは本の中にある
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この図表を見れば分かります。
自分の信念と社長からの期待をいかに束ねるかという文脈の中での3つの
パターンです。
これって、『自分の軸』と『社長の軸』ということだと思うんです。
『Aタイプ』は両者の一部が重なっている。
『Bタイプ』は両者がかい離している。
『Cタイプ』は自分軸がはっきりしていない。
でも一番大事なのは、社長が『自分軸』つまりここで言う『社長の軸』を
明確に持っているかどうかだと思うんです。
それはミドルが軸を持つ以前にトップがやるべきことで、これが無いまま
では、いくらミドルが軸を持っても、『社長の軸』とは交わらない。
言わば、『Cタイプ』の逆バージョンです。
本の途中には、同じく経営者オフサイトの仲間だった天竜精機の芦部さんの
事例も登場します。
その章では、
「『社長が嫌い』でいい、カバーせよ」
「社長に『人間性』を期待するな」
という項目からスタートしてるので、社長としては素直に取りかかりにくい
のですが、その後、
「社長の助っ人になろう」
「社長の存在自体を金看板にせよ」
「みんなでトップの思いを聞こう」
「社長に負けない気概を持て」
と、私がいつも願っていることへと話が展開していって、ホッとしました 笑
そして最後の章では、私もこの辺りの経緯は当時から知っていたK社さんの
ユニークな取り組み『オレの棚』が紹介されていました。
当時、この話を聞いた時、すばらしい取り組みだと感心したものです。
そして今、改めてこの話を本で読んで、ある意味、180度違うことが
ひらめいちゃいました。
それはネーミングに関してです。
『オレの棚』より『お客様の棚』の方がいいんじゃないかという考えです。
当時はそんなことまったく考えなかったのですが、今、こう考えるように
なったということは、私の中では、
ISOWAは止めません 止まりません
i機
そして ・・・ と風土改革で耕してきた基礎の上に新しいお客様への
提供価値を考えるようになったことで、自分の視点が、お客様視点に
近付いたことのおかげかなと思うのです。
でも、
お客様に『オレの棚』って思ってもらえるようにする
と考えれば、やっぱり『オレの棚』でいいですね。
昔のことを思い出し、考え直す機会になりました。
長野さん、ありがとうございました。
> 「オレの棚」は「一品」なんですね。
もちろん気付いてましたよ。
> 軸の実現のために一品に集中する。
この表現、ISOWAではちょっとしっくり来ないん
です。
どう違うのか、現時点ではうまく表現できません。
また言語化できたら、知らせますね。
ブログでご紹介いただき感謝です。
「社長の軸」が何よりも大事、まさにその通りです。
社長の軸がブレブレだと、軸を持ったミドルは遠心力が
働き好き勝手し放題ですからね。また、ミドルが軸を
持ってなければ会社はヘナヘナ。いずれにしろ待ってる
のは怖い世界です。
ところで、きっと磯輪さんのこと、気づいておられたと
思いますが、「オレの棚」は「一品」なんですね。
軸の実現のために一品に集中する。
このシンプルな構造に事業の本質があると思っています。
おそらく、磯輪さんが今取り組まれていることも同じですね。
今後のブレイクスルーを期待していますよ!