江戸下町情緒

一歩では足りないけど、二歩、いや三歩ほど入り込むと、まだまだ江戸にも風情ある
路地がありますね〜

ここは湯島。




Ｙさんが設営してくれた馴染みのお店が



ここ湯島の みつ川。
門構え、入り口からして実に趣があります。

ここの名物が すきうどん。
うどんすき じゃありませんよ。 すきうどん だそうですから。

しかしこの名物が登場するまでが長かった。。。
次から次へといろんな料理が出てきて、とにかく 長がった。

「すきうどん はまだですか？」

「もう次ですよね？」

と散々焦らされ、おかげで、すきうどんが登場するまでに、ほぼ満腹状態に出来上がって
しまいました。

「お腹いっぱいだから、もう すきうどん はいいです」

と言わせるための店側の作戦かと思うほどでした　


そうしてやっと真打登場です。

　　　　　　　　

これが美味しかった。 出汁も上品な薄味だし、太めのうどんがプリプリ、モチモチ！

でも、どうしても分からないことがありました。
それは、

すきうどん は うどんすき とどう違うか？

懸命に目を凝らし、味覚を研ぎ澄ませても、どうしてもその違いが分かりませせん。

たんなる うどんすき じゃなく、豪華なコース料理の一部だから すきうどん？

悩みに悩んで、思い切って、

「すきうどん って、うどんすき とどう違うんですか？」

ともう一人のGさんがお店の女性に尋ねると、

「一緒です」

ガ〜〜ン　

悩んで損しました。


そのＧさんが、トイレから戻って来て、

「この店のトイレは一見の価値がありますね。
野趣溢れるトイレですよ」

って言うので、

　「それじゃあ、私も！」　

と勇んで（？）トイレへ　

トイレのサインに従って行くと・・・　　お店の外に出ちゃいました　

え、アウトドア－　

　　　　

確かに「野趣溢れる」トイレですね。トイレまで風情がありました。
でも冬だったら、一度に酔いが醒めちゃうでしょうね。


愉快な会話と美味しい料理で超満腹状態で、お店を出て、あの有名な湯島天神を初めて
参拝しました。時間が無かったので、お賽銭も無しで・・・　



本殿が照明に映え、神秘的でもありました。

　「美しいな～」

とつぶやいたら、湯島ジモピーのＹさん、

　「夜だからですよ。
　　日中見ると、ガッカリしますよ」


ベストの湯島を堪能しました。