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ISOWAが90周年を迎えたころに出会った 花王の元・社長 常盤文克さん。
常盤先生がこれまで企業経営における哲学の必要性を説いた数々の著書の中から
『150の言葉』を集めた本ができたということで、先生から直々お送りいただき
ました。
常盤先生の言葉には共感するところ大で、特にISOWAの『i機』は、常盤先生の
教えが出発点でした。
本を読んであることに気付きました。
これは今回の本の目次です。
特に印象に残った言葉を、自分の覚えとしてもここに記しておきます。
「ヒトという宝を守るために経営に必要なものは、『幸せ』と
『夢』である」
『幸せ』とは、いまの状態がつづいてほしいと安定を求める
ものであり、『夢』とは、未来に向けてこうなりたいと変化を
求めるものである。この安定と変化の両面から人の心をとらえる
ことが肝心である。」
これは言い換えれば、
『幸せ』を続けるためには変化したいという動機になる『夢』を
持たなければいけない。今の『幸せ』は、変わろうという努力なしには
続かない。
ということと理解しました。
「情と理を対立概念で捉えず、両者を一体化していく経営手法が
問われている」
今回のISOWAの新しい人事制度でも『理』と『技』という二つの基本軸を根幹に
据えましたが、これも対立概念ではなく一体化して育てていくことを目指しています。
「日本企業にとって集団の力に重点を置くことは重要である。
しかし、その集団の力に多くの優れた個が育つ仕組みが
なければ、今は強くてもやがて衰退してしまう」
これも新人事制度の目的・ねらいである:
『「人が育つ」+「人を育てる&育てる人が増える」』組織
と相通じると感じました。
読み終わった後、特に印象に残り、赤い線を引いたページを振り返ってみると、
私が線を引いた箇所は、第1篇、2篇、3篇、6篇にしかありませんでした。
常盤先生の教えのどの部分により共感しているかという指標なんでしょうか。
でも「すべて良かった」というのも、主体性が無い様な気もするし、真剣に読んで
いるからこそ、こういうこともあるのではないでしょうか・・・? などと
理解できていないことを自己弁護しているだけなのでしょうか
常盤先生、ありがとうございました。
春日井の機械安全マンです。工場見学の折には、非常にお世話になりました。
社長、教えてください。この経営の新しい軸『150の言葉』という本は、個人出版なのでしょうか?ネットで調べても、出て来ません。モノつくりは、人作りで苦労しております…いろいろ学びたいところがあります。
追伸;機械安全の勉強会が中断しておりすみません。弊社の災害やコロナ対応で先が見えておりません。安全確認が出来次第、再開いたします。安全は、どこまで行っても、『隔離安全』か『停止安全』ですわ!安全に近道なしです!!
それと、社長のブログ、ほぼ毎日、見て言います!大変勉強になります。
いつも『磯輪日記』をご愛読くださり
ありがとうございます。
その後、新千葉工場向け機械出荷前確認に
あの時のメンバーが二人来社されましたよ。
この本については、書店用のコードが表紙に
印刷されていないので、残念ながら市販されていないと思います。
問い合わせ中なので、もうしばらくお待ちください。