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お盆をはさんだこの時期は、世の中はお休みなんですが、我が社にとっては
ゴールデンウイーク、年末年始とならんで一年で最も忙しいシーズンです。
今年も100人近くが作業に出かけています。
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だから我が社は全社一斉の夏休みはなく、一年の中で各自が交代で休みを
取るので、お盆もカレンダー通りの営業で、今日も出勤です。
朝、車を運転し始めると、通勤の時間帯なのに、道はガラガラ!車がいない!
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アーァ、毎日こうだといいのにな~
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仕事を終えて、帰宅すると、兄弟の家族も全員集合して、お盆の締めくくり
です。
仏さまの食事を、なすの馬と一緒に包んで、お寺へ送る準備をして、
送り火を焚く。 この前迎えたばかりなのに、祖父も母も、そして一度も
抱いてやれなかった娘のめぐみも、もう帰っちゃうんだな~ でもこんなに
暑い名古屋よりきっと住み心地がいいんだろうね。 みんな元気でね。
またお彼岸に会いましょう!
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毎年ご先祖様を送っていくお寺さんも、長年入院していた住職が亡くなり、
一層寂しい雰囲気だった。
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家族全員で夕食をともにしていると、三泊四日の塾の夏休み箱根合宿から
光も戻ってきました。文句タラタラで帰ってくるかと心配していたけど、
「行ってよかった」
とボソッと言うのを聞いて、ホッとして、ツノ坊と顔を見合わせました。
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「お前も行く前はブツブツ文句を言ってたけど、喜んで帰ってきたよな。
何がいいんだ?」
とひとみに聞いたら、
「行った人じゃないとわからない」
そりゃそうだ。失礼しました。
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毎年何気なく迎えるお盆だけど、家族が健康で迎えられることに感謝して、
また一年、精一杯楽しく、充実して生きていきたいもんですね。
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迎え火、送り火。考えてみればよくできた風習ですよね。あの明かりを頼りにご先祖様が行ったり、来たりするんですからね。そう思いたいです。