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2011年採用の3次選考が終了しました。
350名から絞られた35人の学生さんが参加です。
私が学生さんといろんな事例を紹介し、グループ・ディスカッションしました。
その中のひとつに「天動説から地動説へ」という話をしました。
つまり「自分中心的な見方では、大きな真理は見えない」ということです。
そんな話を午前中のグループとしてる中、私がわが社のIくんに、
「学生の名前が分からないので、紙に書いて」
と依頼していたものが私のところに届けられました。それが冒頭の写真です。
どう思います、みなさん?
これをもらっても、自分から見た席順での名前が分からないと、役に立たないじゃない
ですか。そうでしょ。
で、Iくんをこっそり呼んで、
「Iくん、これじゃあさかさまに見ないと、分からないだろ。
自分から見て書くんじゃなくって、私の立場になって書いてくれなきゃ」
と伝えました。
するとIくん、
「すみません」
これぞまさに『天動説と地動説」の典型的サンプルです。
その話をしている最中に、天動説型の席順表が出てきた訳です。
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Iくん、いかに私の話を聞いていないかということですよね。
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それとも、盛り上げるために、わざと・・・?
で、午後には
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こういう席順表に改善されてきました。そうでしょ、やっぱり地動説型じゃないとね。
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勉強になったね、Iくん。
これを見ていたNくんが、
「あ、これ社長のブログに書かれるぞ」
そうですか。そこまで言われちゃ、黙っちゃいられない。
期待にそうべく、取り上げました。
これでよかった、Nくん?
このブログとシンフォニーくんが思い出したことが、
どうつながるのか分かりません・・・
また改めてご説明を!
実にタイムリーなサンプルだった。
でもこれって、良い見本、それとも悪い見本?
「オリンポスの神々」という劇があり、
脚本を全く読まないままプロメテウス役を引き受け、ゼウス役に美味しいところを持っていかれたことを
なぜか思い出してしまいました。
期待通りにバッチリOKです!
天動説と地動説、まさかここで身をもって学ぶことになるとは
思いもしませんでした
プトレマイオス、コペルニクス両偉人の思想が少し分かった気がします。
学生さんにも分かりやすいサンプルだったんじゃないでしょうか
ちなみに、冒頭写真の席順を作成した時には、
Nさんがプトレマイオス、私が敬虔なカトリック教徒だったりします(笑い)