磯輪日記

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『狙われた羊』ここまでやるんだ・・・

2024年09月25日 19時29分31秒 | こんな本読みました

 

元総理の狙撃事件をテーマにした小説『暗殺』。

 

本当に『彼』が元総理を撃ったのか? - 磯輪日記

衝撃的な内容でした。元総理が斃れた現場の様子が詳しく描写されているので、グーグルストリートやマップで何度も、何度も、現場検証しました。「『彼』ではない」と考える...

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これを読んだ後、少し調べていたら、こんな本に出合いました。

作者は、何と『木枯し紋次郎』を演じた 中村敦夫さんです!

「木枯し紋次郎が!」と驚きましたが、そういえば、一時期、ニュースキャスターを

務めていましたよね。 そうでした。

 

マインドコントロールの恐ろしさをまざまざと知ることとなりました。

以下、特に驚いた具体的記述です:

 

布教活動(=厳しいノルマを課せられた営業活動)中、事故で亡くなった信者。

両親も信者であることをいいことに、

 

 「墓地を買ってもらえれば、言うことなしだ」

 

霊園まで経営していました。

 

活動中に、身体が不自由になったり、不治の病に冒されたものは見捨てられる。

外的な体の障害は、泣いて来なものが悪霊によって蝕まれた反映である。

身体の利かない者は、現世に天国を実現するという協会の目的に役立たないから。

 

日本の伝統的な宗教は儀式化しているので、商売をしようとする詐欺師たちの

草刈り場になっている。

 

脱会した元信者曰く、

 命令されたことだけやっていれば良かった。

 急に自分で判断するとなると、その判断に自信が持てない。

 ジュース一本買うのにも、許可がいると思ってしまう。

 

家族に連れ戻され、自宅に監禁された場合は、慌てて脱走しようとしない。

家族のいる前で教会に、

  「絶対に戻りません!」

と電話する。これが、家族を騙して、安心させ、同時に「助けに来てください」

という教会への暗号になっている。

 

ここまでやるか!


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