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元総理の狙撃事件をテーマにした小説『暗殺』。
これを読んだ後、少し調べていたら、こんな本に出合いました。
作者は、何と『木枯し紋次郎』を演じた 中村敦夫さんです!
「木枯し紋次郎が!」と驚きましたが、そういえば、一時期、ニュースキャスターを
務めていましたよね。 そうでした。
マインドコントロールの恐ろしさをまざまざと知ることとなりました。
以下、特に驚いた具体的記述です:
布教活動(=厳しいノルマを課せられた営業活動)中、事故で亡くなった信者。
両親も信者であることをいいことに、
「墓地を買ってもらえれば、言うことなしだ」
霊園まで経営していました。
活動中に、身体が不自由になったり、不治の病に冒されたものは見捨てられる。
外的な体の障害は、泣いて来なものが悪霊によって蝕まれた反映である。
身体の利かない者は、現世に天国を実現するという協会の目的に役立たないから。
日本の伝統的な宗教は儀式化しているので、商売をしようとする詐欺師たちの
草刈り場になっている。
脱会した元信者曰く、
命令されたことだけやっていれば良かった。
急に自分で判断するとなると、その判断に自信が持てない。
ジュース一本買うのにも、許可がいると思ってしまう。
家族に連れ戻され、自宅に監禁された場合は、慌てて脱走しようとしない。
家族のいる前で教会に、
「絶対に戻りません!」
と電話する。これが、家族を騙して、安心させ、同時に「助けに来てください」
という教会への暗号になっている。
ここまでやるか!
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