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2016年、2017年と、キャリア教育の出張授業をさせてもらった
春日井市立鳥居松小学校。
そして、最近習い始めた、ボイストレーニングの先生のお嬢さんが
偶然にもその時の授業を受けていたという驚きの事実が判明したのは
先日、ブログで紹介したとおり。
小学5年生とは思えないような、素晴らしい感想文を書いてくれていた
お嬢さんのTさん。ここでも素晴らしい行動力を発揮して、
同じマンションに住む、Yくん
高校でも同級生だった、Yさん
お母さん同士が仲良しの、Sくん
偶然電車で遭遇した、Oくん
4人に声をかけてくれ、5人でISOWAに遊びに来てくれました!
当然、私も素晴らしい行動力を発揮して(笑)、当時の担任のW先生を
お呼びしたので、鳥居松小プチ同窓会@ISOWAとなりました。
2016年当時、小5だった彼らも、今や18歳!
せっかくなので、当時研究してもらった、ISOWAの社風について
8年越しのフィールドワークをしてもらうことにしました。
まずは恒例のディスカバーツアーへ。
トップバッターは、当時出張授業に参加した、Tさん。
「一緒に働く人」を軸に就活をしたこと、
「自分と自分の愛する家族の幸せのために働く」という理念を
就活当時よりも今、より強く実感していることを話してくれました。
次に、同じく授業に参加して、しかも自身も鳥居松小のOBであるKくん。
将来の夢や目標をもって勉強することの大切さを
(自身の大いなる反省をふまえて )伝えてくれました。
せっかくなので、調整中の機械が実際に動くところも見てもらいました。
5人の中で唯一、すでに社会人で、電気技術者として働くYくんが
起動スイッチをポチリ・・・
が、すぐにエラーで停止・・・
一同、大爆笑!
その後、無事成功したところも見てもらって、再び事務所へ。
当時私が撮った写真を見ながら、思い出話に花を咲かせました。
出張事業では、子どもたちにそれぞれの名前を入れた名刺を、ISOWAの封筒に
入れて、プレゼントしました。
みんな、自分の名前が入ったISOWAの名刺に大喜び!
驚いたのがOくん。
なんと、当時訪れた社員全員の名刺はもちろん、名刺が入っていた封筒まで一緒に、
大切に保管していてくれたんです!
これって、『何でも鑑定団』だったら、高値が付きますよ(笑)
大掃除のたびに毎回「これは捨てられないな」ととっておいてくれたそう。
うれしいな~ プレゼントした甲斐がありました
最後に、今日、参加できず、涙を飲んだ S先生から
「ぜひ子どもたちに聞いてください」
とお願いされた質問を、先生に成り代わって私から尋ねました。それは、
「小学5年生の授業で抱いたISOWAのイメージと、実際に
見学したイメージで、何か違いはありましたか?」
でした:
それに対して、法曹界を目指すSくん:
「働くということが、当時よりもずっと身近になった分、
働く上での人間関係、っていうのがよりリアルに理解できたと思う」
理科の先生を目指すOくん:
「当時は、社風がいいって言われて、みんな友だちのように仲が
いいのかなって思ってました。でも今日、ISOWAさんを見て、
友だちとは違った仲の良さがあるってことに気づきました」
言語聴覚士を目指すTさん:
「子供の時は、人間関係って、好き・キライの二択くらいしかなかったけど、
たとえば尊敬できるとか、信頼できるとか、関係性の在り方には
幅があることを知った分、社風というものが本当の意味で
少しは理解できるようになったかも」
そのTさん、ISOWAの出張授業に関して、忘れられない思い出を披露してくれました。
ISOWAビトを歓迎するために、黒板にステキなメッセージをみんなで書いてくれました。
Tさんは左下の部分を担当したそうです。
『 Wellcom 』 そう、スペルが間違っていたんです。
でも安心してください。 私、8年間気づいていませんでした・・・
ひと足先に社会人となった、一人だけとなりのクラスだったYくん:
「仕事ではコミュニケーションが大事。コミュニケーション不足が、
時には命を落とすことにもつながる。好きとかキライとか関係なく、
相手とコミュニケーションする難しさを感じています」
Yくんは、今年ISOWAに入社したYoくんの高校の同級生でもありました!
食品アレルギーについて勉強しているYさん:
「逆に、人の温かさ、優しさは、当時感じたのと同じでした。
自分たちは部外者なのに、まるで内輪の人のような
歓迎されている温かさを感じました」
そのコメントを聞いていたW先生
「おまえたち・・・立派になったなぁ・・・
本当に、教師冥利に尽きる瞬間ですね」
と、うるうる
みんなの感受性の高さ、そしてW先生の子どもたちを思う教師ゴコロに
私もジーン・・・
鳥居松小での授業が大成功だったということを、8年越しに改めて実感しました!
ここに至るには、
2003年 石原先生の本を読む→石原先生の勉強会に参加する→石原先生と親しくなる
→石原先生が私のことを同じ春日井のS先生に紹介する→S先生が私に連絡をとる
→S先生と会う
この後は、最初に書いたとおり。
こうした一連の行動の連鎖によって、21年後にこうなったわけで、その中のひとつでも
欠けていたら、今日の鳥居松小学校のミニ同窓会は実現していなかったんです。
私自身が目指してる長期的経営。その冥利に尽きます。
今日は残念ながら参加してもらえなかったけど、こんな縁をつないでくれたS先生、
それからボイストレーニングの朋子先生、本当にありがとうございました。
そしてW先生と鳥小OB・OGのみんな、よく訪ねて来てくれました。
今日は、記憶に残るいい一日でした。
またいつでも、遊びに来てね
今日のブログのタイトル『行動すれば次の現実』は、石原先生の言葉でした。
こういう出来事を、私同様、「すばらしい」と
思ってくれる社員がいることが すばらしい!
価値観の共有です。
子供さんたちと関わる事で
いつも元気をもらっていますが、
その子たちと数年後にこんな再会
の可能性があると思うと、
今やっている取り組みがますます楽しみ
になりました。
すぐに結果に結びつく事ではないですが
引き続き楽しく取り組んで行きます。
とても懐かしく当時のことを思い出しました。
8年の経過とは思えない程のみなさんの成長に
とても感動しました。
当時「働く」ということに経験、実感のない
小学生のみなさんにわかりやすくお話するには
相手の視点、立場を考えずにはできない事だっ
たと思います。
こういった経験はお客様に寄り添い、それぞれの
視点、立場で考え行動する、今の取組にシッカリ
活かされていて、ISOWAメンバーにとってもいい
経験だったと改めて感じました。
何とも言えないとても素敵な一日でした。
ありがとうございました。