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夕方、帰宅時に、車の中で流れていたテレビのニュースの特集で、岐阜県可児市に
あるヤイリギターというアコースティックギターの製造会社が紹介されていました。
このヤイリギターは、海外の超大物ギタリストだったり、桑田佳祐などの多くの
ファンがいるそうで、同社の二代目(先代)の矢入一男さんが2年前にが亡くなった
時には、ディープ・パープルのギタリストのリッチー・ブラックモアからお悔やみの
カードが届いたりしたくらいのギターメーカーだそうです。
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ギターの製造工程の話があり、最後に、完成品を調質する工程がありました。
ボディーの木材は、製造前に調質するのですが、
「組み立てたあとも同じように寝かせるのかな~」
と思っていたら、
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ここが調質室と紹介されました。
「やっぱりここで寝かせるのか」
と得心していたら、「寝かせる」どころか「めいっぱい寝かせない」んです!
どういうことかと言うと、この部屋の中で、大きなボリュームのクラッシック
音楽をギターに聴かせるんだそうです???
「松坂牛にビールを飲ませて、マッサージするのと、
同じか!?」 笑
と俗な私は思ったんですが、同社によれば、
妊娠中のお母さんがお腹の赤ちゃんに行う胎教と同じ。
発案者の先代は『天使が宿る時間』と呼んでいた。
大きな音量で、音域の広いクラシック音楽を流すと、それにギターのボディーが
共鳴し、音の響きのいいギターになるんだそうです
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日本の職人、モノづくりのこだわりを見た気がしました。
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