磯輪日記

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ギターがクラシックを聴く!

2016年10月05日 21時47分13秒 | マーケティング・センス

夕方、帰宅時に、車の中で流れていたテレビのニュースの特集で、岐阜県可児市に
あるヤイリギターというアコースティックギターの製造会社が紹介されていました。

このヤイリギターは、海外の超大物ギタリストだったり、桑田佳祐などの多くの
ファンがいるそうで、同社の二代目(先代)の矢入一男さんが2年前にが亡くなった
時には、ディープ・パープルのギタリストのリッチー・ブラックモアからお悔やみの
カードが届いたりしたくらいのギターメーカーだそうです。

        


ギターの製造工程の話があり、最後に、完成品を調質する工程がありました。

ボディーの木材は、製造前に調質するのですが、

 「組み立てたあとも同じように寝かせるのかな~」

と思っていたら、



ここが調質室と紹介されました。

 「やっぱりここで寝かせるのか」

と得心していたら、「寝かせる」どころか「めいっぱい寝かせない」んです!

どういうことかと言うと、この部屋の中で、大きなボリュームのクラッシック
音楽をギターに聴かせるんだそうです???


 「松坂牛にビールを飲ませて、マッサージするのと、
  同じか!?」 笑

と俗な私は思ったんですが、同社によれば、

  妊娠中のお母さんがお腹の赤ちゃんに行う胎教と同じ。
  発案者の先代は『天使が宿る時間』と呼んでいた。

大きな音量で、音域の広いクラシック音楽を流すと、それにギターのボディーが
共鳴し、音の響きのいいギターになるんだそうです 


日本の職人、モノづくりのこだわりを見た気がしました。



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