スーパーサイエンス母校

私が６年間過ごした母校、名古屋大学教育学部附属中学・高校。

先日、母校から郵便物が届きました。


　　　　　　　　

『校舎大規模改修・新築に伴うお知らせとお願い』。
今年４月に、６７回生が入学したとあります。

　「それじゃあ、我われは一体何回生だったんだろう？」

と思い、調べてみると、２２回生です。

そんなに後輩が誕生しているんですね。驚きました。


小学生時代、自分のことがあまり好きじゃなくって、

　「変わりたい」

と思い、

　「そのためには知り合いばかりの地元の学区の中学に
　　進んじゃだめだ。どこか新天地が必要だ」

と自分で考え、結果として選んだのがこの中学でした。


５倍の狭き門を突破して（と言っても、抽選、それも本人でなく、
学校側による抽選の１次選考でほぼ決定しちゃうんですが）、進学し、
おかげで今の自分があるという恩義のある母校です。

　「どうせ寄附するなら一番乗りを目指そう！」

と振込みました。どうぞ役に立てて下さい。


わが母校は国立大学法人で唯一の併設型中高一貫校ですが、送られて
きた資料を読んでいたら、2006年度に「科学技術・理科・数学教育を
重点的に行う学校」として『スーパーサイエンスハイスクール』に指定
され、2011年度には２期目の継続指定を受けていることを知りました。

詳しいことは分かりませんが、『スーパーサイエンスハイスクール』って
名前だけでもすごいじゃないですか！　特に私の様な理系まったくダメ
人間にとっては、輝いて聞こえます。


今回は、中学棟、高校棟、中央棟の改修だけでなく、新棟を増築する
そうです。世の中にできては消える何だか訳の分からない『新党』ではなく
『新棟』ですよ。

その新棟が冒頭の写真に写っている玄関の手前の平地部分とその手前の
スロープ、斜面を平坦にして、そこに作るそうです。

となると玄関は一体どうなるのか？　と思って、資料をよく見てみると、
スロープ上部の道路と同じ高さとなる２階に道路に面して玄関ができる
ようです。

今でも、キャンパスはかなり変化しているんですが、いよいよ学校の顔とも
言うべきエントランス部分も変わってしまうとなると、寂しいです・・・


ま、しかしさらにスーパーサイエンスハイスクールとして研鑽を積んでもらい、

　　『東海輝く空の下に、歴史を興せる意気を継ぎて・・・』

この校歌の冒頭のような有能な後輩をどんどん輩出して欲しいと思います。