
『聖書と科学のカルチャー・ウォー』 概説 アメリカの「創造vs生物進化」論争。
すごいでしょ、私だってたまにはこういう本も読むんです・・・ って言って
みたい!
実は、昨年の末に、訳者のひとりのIさんから、
「会社退職後の研究テーマの一つとしていた、アメリカ現代社会の
カルチャー・ウォーについて共同翻訳本を出版いたしました。」
として送ってもらいました。
Iさんは、以前ISOWAのお客様であるO社様の社長を務めていらっしゃって、
その当時、ずい分可愛がって頂きました。
退職後、勉強されていると伺っていたんですが、こんなことを研究されていたん
ですね。それも「研究テーマの一つ」ですから、まだ他にもいろんな研究をされて
いるんでしょうね。
翻訳した本の原題は、
" Evolution vs. Creationism: An Introduction "
です。原題をそのまま訳せば『生物進化vs(神による)創造』なのに、翻訳本の
タイトルは順番が逆転してるのはどうしてでしょうか?
この本のタイトルを見て、40年前、アメリカに住んでいた時のことを思い出し
ました。Folleyさんというアメリカ人家族の家に下宿していたんですが、実に
敬虔なキリスト教徒でした。
ある日、居間で Folley夫妻と雑談してたら、突然、
「ヒディ、人類はどうやって誕生したのか知ってるか?」
と質問されました。
なぜそんな質問をするんだろう? 生物のテストか? と思いつつ、ダーゥインの
進化論的なことを回答すると、
「それは違う。神が創造したんだ」
と真面目な顔をして言うんです。
「信仰というのは、こういうことなんだな~」
猛烈なカルチャーショックでした。
私も、40年前に、「種の起源をめぐる創造論と生物進化論の果てなき論争」を
経験していたのでした。
Iさん、ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます