１週間で！

何度か少々挑戦した中国語。
一度は、上海で開催されていたの展示会で、３分間ほど、原稿無しで、
中国のお客様にあいさつのスピーチにチャレンジしたこともあったけど、
その後はさっぱり。

数年前に、スコラさんの風土改革仲間の加藤さんが、中国語の勉強本を
書き、出版したと聞きました。

でもこの加藤さんって、東京の多摩地区に店舗展開しているブックスタマと
いう書店の経営者なんですよ。

　「なぜ本屋の社長が中国語のテキストを？」

と思いはしたものの、それっきりになっていました。


ところが先週、facebookから、

　「今度テレビ出演します」

という告知が流れてきました。

絶対に忘れないように、即、録画予約して、後日、見ました。




テレビ東京系列の「〇〇式って効くの？」という番組でした。



　「１週間で中国語がペラペラに！？」

というタイトルで全部で１５分くらい紹介され、加藤さんもドアップで
登場。普段からシャイな加藤さんですが、それ以上でもそれ以下でもなく、
いつものペースで堂々と、自分が独学で学んだスタイルを体系化して
書き上げた本に基づいて、その勉強方法を、１７年間ドンキホーテで
バイトしているドンキ芸人のタリキに伝授するという内容でした。

　「深夜のお客様はほぼ中国人。
　　ドンキの仕事なら何でもできるけど、唯一できないのが
　　中国のお客様への対応なんです。

　　これを何とか自分でやれるようになりたい！」

という願望を加藤さんが１週間でどこまで叶えられるのか？



　「あの難しい中国語が１週間で覚えられる訳ない
　　ジャン」

と思いつつ見ていると、



　「覚えるのは２０語だけ」

それに「私」とか「あなた」という主語を組み合わせて、買い物に来た
お客様の対応をマスターしようと、タリキは加藤さんと一緒に１週間
猛勉強しました。

そして１週間後、



香港からのカップルのお客様がやって来ました！
最初はちょっと躊躇してたけど、すぐに話し掛けました。

　「こんにちは。中国の方ですか？」

　「何を探していますか？」

　「その商品の写真を見せて下さい」

　「それはこちらにあります」

など一部伝わらなかったとこともありますが、中国語素人の私から
みると、ちゃんと会話が成立しているじゃないですか！

レジに案内してからも、

　「私は今、中国語を勉強してます」

など積極的に話し掛け、買い物が終わったお客様にアナウンサーが

　「彼の中国語は分かりましたか？」

　「１週間勉強しただけでが、どうでした？」

などと質問すると、

　「彼の言うことはよく分かりましたよ」


いや～、これには驚きました。
実に実用的な勉強方法ですね。


早速、本を買い求めようと、会社の帰りに本屋に立ち寄ったんですが、
品切れ中。

おや！　と思っていたら、加藤さんがまたまたfacebookで、

　「おかげさまで私の本『中国語が１週間でいとも簡単に
　　話せるようになる本』が、アマゾンランキングで１位に
　　なりました。テレビの力は大きいですね。」

１位ですか！　すごいですね～　早くしないと売り切れちゃいますね。

急げ！と思い、アマゾンで発注しようと思ったら、売り切れでした・・・！