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運良く附属に入学でき、バスで45分くらいかかっての通学が
始まりました。
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入学式は中学・高校合同で、名古屋大学の豊田講堂でした。
新任の先生の紹介の時、一人ひとり紹介されるたびに、上級生が
歓声を上げたり、ブーイングをしたりするんです。
小学校を卒業したばかりのウブな私は、こういう上級生の
リアクションに度肝を抜かれました。
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中学は2クラス、高校でも3クラスというとっても小さな学校
でした。
でもその分とっても家族的な学校で、自由が一杯で、特に中学から
そんな自由を与えられる学校っていうのは、今から思えば、珍し
かったんでしょうね。
今でも中学・高校の仲間とはMLでやり取りし、年に数回プチ同窓会
を開いています。
つい先日もそのMLで、我々が入学時に名古屋大学を卒業してすぐ
附属に赴任した当時はまだピチピチ・ギャルだった三谷先生(旧姓
土本先生)が、
「中学一年生の夏休み『生い立ちの記』というとてつもない宿題
出したのもおぼえてるかしら?あの宿題のおかげで中学から
来た子は格別可愛いし(生い立ちを知ってるから)忘れられま
せん。」
って書き込んできた。
そうなんです。この宿題よ~く覚えているんです。確か400字
詰め原稿用紙30枚っていう宿題で、小学校卒業したての我々に
してみれば、お化けのような宿題ですよね。
「さあ、どうしたものか」
と12歳ながら考えて、中身で勝負するのが難しいと判断したので
しょうね、ウケを狙ってタイトルを「麻呂のおいたち」として、
作文の主語はすべて「麻呂」で統一しました。
それにしても原稿用紙30枚は長かった。一生懸命書いたけど、
どうしても30枚に到達しない。とうとう書くことなくなっちゃっ
たので、最後枚数を稼ぐために、毎日の日記を書きました。
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ホント苦労したな~
同級生で好きな子がいたんだけど、彼女は高校の先輩に憧れていま
した。学校祭でその恋敵がバンドを組んで、演奏しました。
彼女はそれを嬉しいそうに見ているじゃあ~りませんか!
恋敵がステージ上でドラムをカッコよく叩いているんです。
それからが速攻です。
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さっそく近所のヤマハのドラム教室に入学しました。それから一生
懸命ドラムを練習しました。先生は自分の息子よりも小さい私を
結構可愛がってくれました。同時期に入学したお兄さんたちより上手
かったんですね。
このあたりが今の『スピードと対話』につながっているんですかね?
中一の夏休み学校恒例の臨海学校がありました。
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夜お風呂の時間に、女子が入浴しているから、外で待機していた
時のことです。
たまたま一番入口に近いところで待っていたら、誰かがいたずらで
風呂の引き戸をガラッと開けちゃいました。
ちょうど好きだった彼女がこれまた目の前にいて、着替え中のところ
を目撃しちゃったんです。
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運が悪いことに、私一番扉に近いところにいたので、私がやった
ことになり、先生からこっぴどく叱られました。
でも運がいいこともありました。これがご縁だったのかどうかわか
りませんが、おかげで彼女とはその後まあまあ上手く行きました。
またドラムを始めたおかげで、音楽が好きになり、当時の洋楽
ポップスをいろいろ聞きました。初めて買ったアルバムは、サイモン
とガーファンクルの『明日にかける橋」。
その後同級生の松田克文君(通称『まっつぁん』)が貸してくれた
レコードでシカゴというブラス・ロック・バンドに出会い、それから
大学へ入るまで、ず~っとシカゴ一辺倒でした。
当時ゴキブリが這う我が社の大阪出張所の寮に泊めてもらい、大阪
へもコンサート聞きに行ったこともありました。
自宅ではヘッドフォン
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大学受験の勉強中もドラムで気分転換できたので、大学に受かった
のもドラムのおかげですかね?
続く
はじめまして。本当に後輩ですか?
一応、戸ッ茶ー君のブログも拝見しました。
ドラマーですか! バンドではどんな曲やってるんですか? バンド仲間とうまくやる方法は、やっぱ
『対話』ですかね?
本当の後輩なら、6月7日のブログも読んでね。
これからもよろしく。
今僕は中二でバンドをこれからやろうとしています。僕はドラム担当なのですが、皆となかなか考えが合わず少しむかむかしています!
バンド仲間とうまく過ごすためにはどうすればよいとおもいますか?