
ISOWA経営者と社員のオフサイト 第2弾。
今回の主催者は『創る』担当のKくんです。
『悩みを言ったら救われた!』というお題で、30代の中堅世代を対象に
真剣勝負議論希望者を募ったところ、今回も20名近くから応募がありました 

みんな、頼もしいな~
リアルな仕事上の「悩み」や「想い」をみんなの前で素直に口にする。
それを参加者全員自分事としてとらえ、厳しくもやさしく向き合い、
何とか解決の糸口を見つける。
また、それ以前に・・・
そもそも自分の「悩み」を周りに言えている?
この場で言えても普段なかなか言えないとするとそれはなぜ?
信頼できる人がいない? 恥ずかしい? なんで?
どうすればいい?
といったそもそも論についても深堀りしようという企画でした。

話し合いの中で、
「部下や後輩に、自分でやらせてみて失敗から学ばせたいけど、
社内では限界があって、やっぱりお客様のところでしかできない。
でもお客様のところでは生産、品質、ロスなどの問題があり、
大きな失敗に繋がるリスクがある挑戦は、お客様の許可を頂く
ことができない。
そうなるとやれることは限られて、大きな学びには繋がらない」
という意見が異口同音出ました。
これを聞いていて、論点がいくつかあるように感じました。
①大きな失敗でしか大きな学びは得られないのか?
大きな失敗をすれば、金銭的、そして信用面で
大きな損失に繋がる。
②失敗は偶発的にしか経験できないのか?
偶発的な失敗で、本当に誰でも同じように学べるのか?
学びも偶発的にならない?
考えてみると、これらの考え方こそ、『育つ』組織につながる考え方じゃないで
しょうか?
じゃあ『育てる組織』『育てる人が増える組織』ではどうすればいいんだろう?
『A』という小さな失敗、あるいは失敗に至る寸前までを体験をすれば、
誰もが必ず『B』という学びが得られる。得られるように『A』を仕掛ける
ような計画的な失敗をうまく経験させ、小さな失敗で大きな学びが得られる。
新しい人事制度を考える中で、『コーチ』職以上に求められる資質のひとつに、
「失敗させ上手」
という項目が挙がったことがあります。
こういうことを個人のセンスに委ねるのではなく、会社として仕組化する。
これができたら、本当に
『育てる』『育てる人が増える』組織
になれるだろうな~
いい気づきをもらったオフサイトでした。
(周りには言わずとも知られていると思いながらも)悩んでいることや弱みを自分の口から言うのはできずにいました。同世代の皆さんにも話せていないと思います。
自分の弱さを公言するのが怖いのは、それは自分の存在を否定してしまうことだという心理が働くからです。
オフサイトへの参加が決まってから、色々な方から助言を頂き、自分の素直な思いを開示する大切さを感じています。
(対話を通して気持ちが楽になりました)
これからもっと開示していきます。
ありがとうございました。
今週末に予定されている「”道なき未知”研修」
で、こんな話が出るそうです。
自己開示するとフィードバックがもらえる。
それによって自分が成長できる。
この循環が実現するかどうかは、周りを信じて、
自己開示できるかどうか? 仲間に信じて
もらえる自分になっているかどうか?
さて、Hさんは自己開示して、何を得た?
ありがとうございます。
私が得たのは、
自分らしさを否定しないで仕事に取り組みたいという前向きな気持ちと、
率直な意見を言う大切さ、自分の弱みを自分で認めて周りにも伝える重要性です。
ほとんど出してこなかった自分の気持ちを伝える時、声が震えましたが、対話の後、自分らしく頑張っていこうと晴れやかな気持ちになりました。
感謝ばかりです。
私もそんな対話ができる人になりたいです。
声を震わせながら、自己開示したHさんは
すごい!
この体験は、一生忘れることのできない
記憶に残る出来事でしょう。
よく、一歩踏み出したね。
おめでとう。