磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

とうとう

2016年03月24日 20時25分31秒 | ビジネス・シーン

とうとう竣工なった新工場での生産が始まりました。

      

ここは組立工場となるので、機械を組み始めるに当たって、機械のフレームを
立てるための幅広いレールの様なものをまず設置しなければなりません。

でも、あれ~?!
真新しい鏡の様なフロアーに、何だか妙なものが見えます。


            

 「これ何だろう?」

きれいなフロアーに穴が開けられ、そこに頭に十字が刻まれたボルトが
3本埋め込まれています。


実はこれ組立を開始する時、組み立てる機械の中心を予め設定しておく
ことが、リードタイム短縮には欠かせません。
そのための基準点のひとつなんです。

それは分かってるんですが、それでもこんなにきれいな新工場の床に傷を
付ける何てありえない。

竣工が近付いて来たころから、組立では大論争が湧き起っていました。
それは、

 「一体、誰がこの新工場に初めて穴をあけるんだ。」

みんな、ビビッて、

 「私はご免こうむりたい」

という人ばかり。 私だって嫌です 笑


しかしそうばかり言ってられません。
その瞬間を見たいと思っていたのに、もうさっさと 穴が開き、基準点を
示すボルトまで、すでに埋め込まれていました。

 「この勇気ある行動をとったのは、一体だれだろう」

このことを組立のHくんに聞いたら、

 「Nさんです」

 「おお、Nさんか! やるね~ 
  さぞビビっただろうな~」


こうして始まった新工場での組立。
ここから我々の想いを体現するi機を、世界中にお届けしよう!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿