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先週のことですが、北陸先端科学技術大学院(JAIST)のCくんが、U先生と一緒に来社して、
ISOWAでの実際の取り組み事例を題材にして完成した大学院の修士論文の報告を受けました。
卒論のテーマは、
『状況に依存した現場知恵の抽出を支援するデジタル技術を使った組織学習』
U先生から紹介頂いたいくつかの新しいデジタルツールの中で、私たちが最も興味を持った
ツールを使ってみると、ベテランが持つ自社の機械の調整技術という暗黙知がはっきりと表出し、
それをもとに若手が学習できることが実証できました。 Cくんの協力に深く感謝します。
現場で起こる具体を、抽象化して論文に仕上げることはとても大変なことだったと思います。
しかし、JAISTのU先生や学生たちからの抽象化されたフィードバックはとてもいい『問い』で
あり、たくさんの刺激をもらいました。
北陸先端科学技術大学院でも、実際の企業の現場の協力を仰いで卒業研究ができるケースは少なくて、
二人続けて、院生を受け入れたことに、とても感謝されました。
その後、U先生に「現場で表出する人間の気づきや潜在知識のデジタル化」をテーマに、社員向けに
講演して頂きました。あいにく私は参加できませんでしたが、最先端の研究に触れることは、
ISOWAビトにとっても有意義なことでした。
この数年のJAISTとの共同研究は、デジタル技術を使った段ボール業界のキカイ損失低減に
つながると確信しています。
U先生、院生のみんな、一緒に取り組んでくださり、ありがとうございました!
この先は、頼んだよ!
これからのISOWAデーターベースに
取り入れていきたいと強く思っています。
貴重な機会をいただき、
本当にありがとうございました。
私にとって一番の内省になっていました。
デジタル技術を使って、業界の課題に向き合い
段ボール工場のキカイ損失低減につなげていきます!
貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございます!