磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

現場の小さな変化たち その4

2006年10月03日 22時06分41秒 | ビジネス・シーン

中間決算の棚卸の査証に立ち会いました。

いつも見ている工場ですが、いつも以上に担当エリアをじっくり観察
しました。

現場というのは面白いですね~ 日々刻々と変化しているんですね。

ひとつ例をあげると、シンフレックスというエアー配管などにつかうチューブ
です。私のような素人にもわかるように表現すると、ビニールよりちょっと
固めの材質で、太さが数ミリのチューブです。これが50cmくらいの径で
リールに巻き付けられています。

当然ながら段々使っていけば、最後にはリールに巻き付けられないくらい
短くなってしまいますね。問題はここなんです。短くなって、リールに
巻き付けられなくなると、その端材は乱雑に放置されていました。

ところが工場を回っていたら、冒頭の写真のようなすぐれものに出会い
ました。

端材の長さに応じて、入れる場所を変え、いろんな長さの端材に対応できる。
透明なので、ひと目で分かる。何より端材が本当に簡単に整理整頓できる。

さらに上の方に目をやると、

      

これを管理するチームも交代するのですが、交代してもすぐ分かるような
アイデア。ウーン、すごいですね~ 

その後分かってきたのですが、これはどうも提案制度で出たアイデアのよう
なんです。ちょっと感激しました。

機械屋ってこういう時、便利ですね。だってアイデアが出ると、アッという
間にそれを作れるんですから。いろんな才能、技能のある社員がいるんです。
すばらしいですよね。

今回の中間棚卸で、もっといろんなすぐれものに気付きました。

ネオプレーンっていう薄い板状のゴムのようなものが、簡単に取り出せて、
管理しやすいようにする工夫。

      

大きな重い部品を入れる大きな木箱で、空のものには、中を見なくても空とわかるように「空箱」という紙を貼る工夫。

      

とっても当たり前のことだけど、なかなかやれないことだと感心しきり。

工場内のモノは誰でも何だか分かるようにする工夫など、いろんな小さな
変化がまたまたありました。

こうした小さな変化であっても、自分たちで考えて、実行していく。
そういう姿勢がすばらしいですね。こういう変化を起こし続ける我が社の
社員のみんなは本当に私の自慢です。みなさん、ありがとう。


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4 コメント

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Unknown (村瀬)
2006-10-04 11:41:07
『磯輪英之先輩と語り合う会』というオフ会やりますか♪

いにしへさんがガンガン突っ込んでくれそうで、磯輪先輩のプライベートを丸裸にしてくれそうです \(^o^)/





優秀な社員の方がいらっしゃるんですね。

いずれはトヨタの「カンバン方式」や「カイゼン」のように、有名な言葉が御社から生まれるかも。
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やろう! (磯輪)
2006-10-04 21:54:30
 村瀬くん



最近名古屋如水会へ行けないので、オフ会やろう!

楽しみにしてます。
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現場の大きな変化たち (とある立会人)
2006-10-05 01:30:55
中間決算の棚卸の査証に立ち会いました。



今回気持ちよく失礼できた最大の変化は、

5月6日ブログに記載されていた、

機械組立場所の部品置場でした。

まさしく整然としていました。



全体的にモノが少なめだったこともあるようですが、

その他の置き場も整理され、異常なモノが

よりはっきり分かるようになりつつありました。



現場での自主的な改善は限りがないので、

「これで完璧!」なんて言うつもりはありませんが、

お邪魔するたびに良くなっていく工場(向上)の姿に

思わずうれしくなりました。

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査証立会い御礼 (磯輪)
2006-10-05 20:06:48
 とある立会人さん



査証立会い、ありがとうございました。



そうです。決して「完璧」というレベルではありませんが、みんなが意識して、自分たちの力で改善していく様子は、本当に心強いものがあります。



まだまだ進化するISOWA。頑張りますよ。

引き続き応援して下さいね。



また中央線で会いましょう! (笑)
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