国鉄からＪＲ、そしてリニアへ

如水会名古屋支部の９月例会。
今月のゲストスピーカーは ＪＲ東海専務執行役員の坪内さんでした。

ＪＲ東海の専務クラスが１９７９年卒。
ＪＲ東海の様に、保守的な超大企業の専務さんでも、私より１学年下なんです。
いかに自分が歳を取ったかが分かります。

坪内さんが入社したのは、ＪＲでなく国鉄。
下宿で私の隣の部屋だった東大の先輩も、ＪＴでなく日本専売公社という時代
でしたから。

国鉄に入社以来、ずっと労務畑と言われて、すぐにピンと来ました。
労働組合対策で苦労してきたんですね。

私がＩＳＯＷＡに入社した頃、労務の世界では、鬼の３Ｋ と恐れられた
国鉄、日教組、全金 のひとつで、とにかく強烈でしたから 汗

かくいうＩＳＯＷＡの労働組合も、その３Ｋのひとつだった 全金 ですから、
それはそれは。。。
私も、入社しばらくして、一人で組合の相手をすることになり、ずい分苦労
しました。　会社よりも上部団体ありきでしたから。

そんな私とＩＳＯＷＡが『世界一社風のいい会社』を目指そうとしたのと同じ
ように、坪内さんも国鉄の風土改革にずっと取り組んで来たそうで、何だか
親近感を覚えました。




左手前から2人目が私ですが、ノートを取り出し、メモしつつ、熱心に聞いている
雰囲気がこの写真からも伝わって来るでしょ。 笑




さてリニアですが、東京−名古屋間では、工事が始まっていて、名古屋駅新幹線口
でも、スタートしているんだそうです。 着々と進行しているんですね。

全線の８６％がトンネルだそうです。 こんな列車ってあるんでしょうか？

リニア開通後、新幹線ってどうなるんだろう？ と気になっていたんですが、

「リニア後は、新幹線は のぞみ中心から ひかり、こだ中心の
ダイヤ編成になります」

とのことでした。なかなか興味深い活用方じゃないですかね。


この夜は、もうひとつの楽しみがありました。
それは、ゼミの１学年後輩の Tくんが初めて名古屋支部に参加してくれること
でした。

１学年下だから、３年と４年生という形で、一緒に勉強する機会もありました。
Tくんは、トヨタ自動車に入社したから、ずっと比較的近所に住んでいたのに、
名古屋支部にはとんと顔を見せることがなく、ひょっとしたら卒業以来だった
かもしれません。顔を思い出せるかと心配してたけど、無事、３０年ぶりくらい
に再会できました。

でも、もう一人親しくって、同じ時にアメリカへ留学してた後輩でTくんと同期の
Ｋくんが「数年前に亡くなった」と聞いて、驚きでした。


リニアで名古屋−東京が ４０分になるというのは、新幹線が徐々にスピードアップ
してきたのとは、全く違ったイノベーションだから、一体どういう時代、世の中が
待っているんでしょうか？

車も９０％は電気自動車で自動運転かな。　
車ですら自動運転となると、段ボール機械など、当然のことながら自動運転です
よね。それもオール電化で？！


そういう技術開発の先頭をＩＳＯＷＡは走っていたいですね。
そのための風土改革だから。