磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

霞むロコモコ

2013年10月20日 17時52分20秒 | オフ・タイム

そうそう、昨日、明治村を訪問した時、もうひとつ書き忘れたことがありました。
ただその前に、ひと言。


昨日の小熊写真館での記念撮影、あれはもちろん無料ですよ。ハイ、無料。
小熊写真館は、他のいくつかの特別な建物同様、一日に数回、普段は入れない部分まで
ガイドさんが案内してくれます。
その時間帯に訪問すれば、2階のスタジオも見学でき、あのセットでガイドさんが
撮影してくれるんです。
決して、プロの写真屋さんにお願いして撮ってもらうって訳じゃありませんので、
みなさんもドシドシめかしこんで撮影に行って下さい。


さて本題。

冒頭の建物はハワイ島のヒロという町に建てられた移民集会所です。最初は日本からの
移民のための教会として建てられたのですが、その後集会所となりました。

      

この中の展示資料を読んでいると、今、セブン・イレブンがチルド弁当として売り出し
中のロコモコ丼の起源が記されていました。

ハワイへ移民した日本人がこの集会所の近くで食堂を経営していたそうです。
その食堂の隣が公園で、そこでいつも野球の練習をしていた高校生の食欲を満たす
メニューを考えていて、ハンバーグに卵をそえて醤油を掛けた丼をメニューにしたところ、
大人気となりました。
この丼が大好きな生徒のニックネームが『ロコモコ』だったので、メニューの名前と
なったそうです。


そんな展示を見ていた時、いまだかつて耳にしたことのない音が突然聞こえました。

 「???」

一瞬、とても変わった携帯の着信音かと思いました。
でもそれは大きな勘違いでした。

その後も、10秒くらい連続して奇妙な音が続きます。
音の発信源は、我々の右隣で、メモを取りながら、熱心に展示を見ている野球帽を
被ったちょっと怪しい感じのおっちゃんでした。それもそのおっちゃんのお尻から・・・


あんな変化に富んだ音階、リズムの『あれ』って、生まれてこの方、聞いたことが
ありません。

そして驚くべきことは、そのおっちゃん、顔色ひとつ変えず、体勢も微動だにせず、
平然と展示物を眺め続けているんです。
この精神力、見上げたものです。

ツノ坊と二人、あっけにとられて、そっと顔を見合わせるしかできません。
何だか、われわれが逆に犯人の様な錯覚に囚われました。


そのせいでしょうか、



資料展示してあったロコモコの写真、霞んで見えました。


早々に集会所を後にして、安全な距離の場所に避難しました。 

ところがどっこい、帰り際、出口で再び遭遇してしまいました。

運が付くって普通は大歓迎ですが、こういう『ウン』の付き方はうれしくないですね。
 






最新の画像もっと見る

コメントを投稿