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電子技術のSくんに、ちょっと遅れて「お誕生日おめでとう」って声を掛けたら、
逆に、プレゼントがありますって言われました。
何のことかと思ったら、
「以前スリッタスコアラの機構に関して出願した
報奨金をあずかっています」
って言われました。
コルゲータを切断したり、折り曲げラインを入れたりするスリッタ・スコアラという機械に
対して、数年前、あるアイデアが浮かんだので、それをSくんに伝えたところ、それを
Sくんがまとめてくれ、私と共同で出願してくれたんです。
私にとって、人生初の特許出願です。
この私でも出願人になれるんだから、技術者じゃないISOWAビトのみんなも、ぜひ
疑問や関心を持って機械を観察してね。
「結構な金額ですから」
とSくんは報奨金の半分を私に渡そうとしてくれたけど、Sくんのおかげで出願人に
名を連ねることができたのであって、それこそが私にとっての最高のご褒美。実に
名誉なことです。私にはもうそれだけで十分。
自分で出したものを自分が受け取ったら、それこそ自作自演。
報奨金はすべてSくんに受け取ってもらいました。
しかし機械のアイデアを考えるって、楽しいですね。
Sくん、また何かアイデア浮かんだら、相談するから、一緒に考えてね。
ありがとう。
報奨金は有難く頂戴しました。旧電子の割に稀に撮影の業務もあるので、頂いたお金は有難く、毎年使用料を支払っている画像処理ソフトのアドビへの支払いに充てたいと思います。
考えられそうでも、実は、誰も思いついたことがないアイデアでした。
英之さんの着想をもとに、Sさんに緻密に実施方法を考えて
頂いたお陰で、特許を得ることができたと思います。
また、ぜひ、お二人でのご提案をお願いします。
Sくんのおかげで、私でも、ISOWAの
技術の歴史に足跡を残すことができました。
本当にアイデアを形にしてくれて、ありがとう!
また励みます!!
いやいや、次は 知財のSくんとの共同出願と
いきたな。
Sくんの未来ストーリーでアイデア出したように、
Sくんも出願のお手伝いだけじゃなく、
自ら出願できる知財マンになってください。
だからぜひ共同出願を!