磯輪日記

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ガッカリさせられました

2021年09月05日 20時49分01秒 | マーケティング・センス

 

大学の後輩がこの本を薦めてきたので、Amazonで購入しました。

注文翌日に配達という、いつもながら大したサービスです。

 

でも考えてみたら、この場合は、

 ・今読んでいる本があるから、翌日に届いても特別価値は無い

 ・そんなことならAmazon側が一番都合のいい日時に発送してもらい、

  その分値引きしてもらった方がうれしい

 ・その方が、物流を担う企業にもやさしい、全体最適だと思う

 ・もちろん急いで欲しい時、モノもあるので、その場合は定価でOK

 

こういうビジネスモデルって、

 ・「すべての人が、『一刻も早く品物が欲しい』と思ってる」という前提に

  立っている

 

でもこれって意外に常に真実っていう訳でもない。

どうです、みなさん? そう思いませんか?

結局、供給側の盲目的思い込みっていうやつでしょうか?

 

おまけによくよく考えれば、

  早く発送する=早く入金できる

というAmazon側のメリットだってあります。

それを黙っておいて「お客様のために」という大義名分の下、運送会社を泣かせてる。

 

こんなことをなぜ考えたかと言うと、送られてきた荷物を開封したら、出てきた本の

帯が無残にも破れてたんです。

 

確かに本自体には何の問題もないけど、みなさんだったらそのまま受け取ります?

読み終わったら、ブックオフなどへ転売することもないし、そもそも帯に特別な愛着も

無いけど、やっぱり気になります。

 

で、どうやって返品するのか、初めてのケースだったので、あれこれネットで調べて

いて、やっとその方法が分かりました。 しかしいつも感じるんですが、Amazonは

絶対に電話での対応は受け付けないオペレーションになってますね。これ徹底してます。

 

返品のために、本を封筒に入れ戻そうとしましたが、結構入れにくかった。

きっとこういう工程で、急いで本を封入しようとして、帯が破れたんだろうな。

税別750円の本の注文を、翌日配達のために急いで梱包して、帯を破ってしまい、

返品、再配送となる。 これって、本当に効率的なんだろうか・・・?

 

こうして帯が破れた本を、届けられた封筒に入れて、

    
健康のためだと思い、散歩がてら、家から20分くらいの宅急便の営業所まで歩いて
行って、返品してきました。

 

帰宅すると、ポストにAmazonからまた荷物が。  開けてみると・・・

 

    
 
すでに交換の本が届いていました。
ある意味、本当にすばらしいオペレーションですね。
 
ところがよく見ると・・・

    

また、帯が破れています!  いい加減にしてよ。

 

返品理由を書いて、交換リクエストをしたのに、それには目もくれず、機械的に交換本を

送って来る。 きっと同じ作業手順でやるから、また同じように帯が破れてる。

なんのために返品の理由を入力させるんだろうと、思わずにはいられません。

 

さすがに嫌になって、今回は、『交換』でなく『返金』してもらうことにしました。

 

どんなにオペレーションのシステムが素晴らしかろうと、人間の心がこもっていないと

サービスはこうなるってことなんでしょうね。

我々も気を付けましょう!

 

 


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