磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

鵜の目鷹の目

2024年02月20日 20時34分16秒 | オフ・ビジネス

 

春のような陽気の中、工場を見上げれば、青空に三本の飛行機雲が! とっても爽やか!

 

そんな一方、工場内に怪しいバンが止まっています。

 
 
開いたリアゲートの両サイドに覆いのようなものが。 見られては困るものを運んでいるに違いない。
 
 
そしてそこからでてきたのは・・・

 
鷹匠さんになついた鷹でした。

    
 
鷹を腕に載せて、思いっきりその腕を振ると、バサッという羽の音をさせて、サッと舞い上がり、
工場の屋根の先に止まり、周囲に睨みを利かせます。
 
    
 
するとそれを見た多くのカラスが、大きな鳴き声を響かせながら、近付いてきます。
 
 
実は、これ、わが社の鳩害対策なんです。
 
鷹を見つけたカラスが、自分のテリトリーを荒らされると、集団で威嚇にやって来る。
野生の鷹だと、鬱陶しく思い、その場をすぐ去るけど、訓練された鷹は、カラスの威嚇に耐える。
その威嚇し合う様子を見た鳩は、
 
 「この場所は、ちょっとただならぬ場所だから、近づくのは得策じゃないな」
 
と判断して、近づかなくなる。
 
直接的に鳩を攻撃しても、一時的に立ち退いても、また鳩は戻って来るので、威嚇して、あきらめさせる
ことがいちばんだそうです。
 
もちろん鳩の罠も併用します。
 
 
長年、鳩害に悩んで来たわが社。
工場内に鳩が住み着いてしまい、工場内を我が物顔で飛び回る。
 
ところが鷹さんに月に一度、訪問してもらうようになると、ピタリと工場内の鳩がいなくなりました。
工場外も激減。
 
鷹は視力が抜群なので、鷹匠さんが、レーザーポインタで何十メーター先を照らすと、そこへ向かって
まっしぐら。
 
そして、遠くにいても、餌の入れ物をポケットから取り出すと、すぐに見つけて、
 
 
鷹匠の腕に戻ってきます。 師弟関係のようです。
 
 
数か月前から、この鷹くん、毎月一回、ISOWAを訪問してくれます。
鷹くんが来るようになっても、まだ鳩はいなくならないんですが、工場の中からは一掃
できたんです。工場内の、鳩の糞はなくなりました。
 
ネットを張ったり、いろんな対策を試したけど、どれも効果がありませんでした。
しかし、鷹くんが来た途端! 
 
日本の伝統的な鷹匠が、こんな形でビジネスになっているんですね。
そう思ったら、鷹匠さんのユニフォームの旨に、社名がありました。『株式会社鷹匠』。
鷹狩が大好きだった徳川家康が見たら、どんな顔をしたでしょう? 
 
 

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3 コメント

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Unknown (社サポT)
2024-02-21 14:08:43
鳩の糞害対策を取り上げていただき
ありがとうございます。
防鳥ネットなどの対策をしても
出し抜いてくる鳩には困り果てていましたが
まさか鷹が解決してくれるとは
私も予想していませんでした。

予想外のことが解決に繋がる、ということを
感じさせられる業務でしたので
今後も「鵜の目鷹の目」の精神で物事に向き合って
行こうと思います!
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Unknown (上長の社サポTn)
2024-02-21 15:31:10
T君
前例の無い課題に粘り強く取り組んでだ
事が結果に繋がり私も嬉しいです。😀
今後も『前ISOWA人(ビト)未到な課題』へ
の挑戦を大いに期待しています。💪
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Unknown (磯輪英之)
2024-02-21 20:57:57
 Tくん

そうだね、これからも新しいチャレンジ、
どんどん待ってるよ。
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