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今回のアメリカ出張。
往きはロサンゼルスで乗り継ぎがありました。
往き。 羽田からの出発が1時間ほど遅れ、ロスにもその分遅れて到着しました。
ここで2時間ほどの後のシンシナティ行きに乗り継ぐことになっていましたが、
1時間遅れたことで、乗り継ぎに残された時間は1時間に。
かなり心配して降機しました。降りたところで、係員の女性が何やら叫んで
いましたが、よく聞こえず、大急ぎで乗換ゲートへ向かう歩く歩道を走り
始めました。
すると、アナウンスがあり、
「乗り継ぎが厳しい方は申し出てください」
と言ってます。もう歩く歩道に乗って走り始めていたので、降り口まで行って、
また降りたゲートまで戻らなきゃいけないし、まだ1時間あったので、
「もういいや、このまま走ろう!」
と決め、一直線。 まずは入国審査ですが、長蛇の列が・・・
「やばい」
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審査を待つ間に、搭乗時間が始まってしまいました。
「でもまだ20分くらいあるから・・・」
やっとクリアして、荷物をピックアップして、
「次のゲートはどこですか?」
と聞くと、
「ここは国際線ターミナルで、あなたの乗換ゲートは
ターミナル2です。外に出て、左へ行ってください」
外に出て、
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ここを荷物を引っ張りながら、走る、走る。
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第2ターミナルについて、
「どうすればいい?」
と係員に聞くと、
「まずは荷物をチェックインしなきゃいけない」
「やってる暇ないんだけど」
「じゃあ誰かに頼んでください」
「あなたやってくれない?」
「わたし?! できませんよ」
「じゃあどうしたらいいの?」
「荷物のチェックインは第3ターミナルです」
「第3ターミナル! 私はその前を通って来たんだよ」
「それはご苦労様」
「くっそ!」
来た方向へ、また、走る、走る。
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第3ターミナルで、大急ぎで荷物を預けようとしたら、私の名前が呼び出され
ました。
「シンシナティ行きのお客様の Mr.ヒデユキ・イソワ、
至急ゲートまで急いでください」
そこで係員に、
「どうすればいい?」
「第2ターミナルの2階へ上がって、セキュリティーを
通ってください」
荷物をスーツケースを預けて、また方向へ、また、走る、走る。
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ターミナル2に着いて、セキュリティーの列に並んでいる間に、とうとう
搭乗時間の締め切りどころか、フライトの出発時間まで過ぎちゃいました・・・
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でも、
「とにかくとりあえずゲートまで行くだけ行ってみよう!」
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と決め、セキュリティーをクリアすると、また走る、走る
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とうとうゲートに到着。残念ながらゲートは閉じられていました。
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まだ飛行機はゲートに繋がっているのに。
まだ女性の係員が後始末をしていたので、
「もう乗れません?」
とダメもとで尋ねると、
「あなた遅い!」
数年前、デンバー空港で同じような場面を経験したことを思い出しました。
あの時も、交渉したけど、決してゲートを開けてくれ
なかったよな・・・
そんな苦い思い出が頭をよぎりました・・・ すると・・・
「走ってよ!」
と、端末に何か情報を打ち込み、閉まっている扉のセキュリティーを解除
してくれました!
「Thank you!」
飛行機へ滑り込み、セーフ!
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寒かった名古屋から、さらに寒いシンシナティへ向かうため、かなり洋服を
着こんでいたので、もう汗ビッショリ
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それでもとにかく間に合った!
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あ~、疲れた。
今でこそ、笑い話だけど、走っている時は、
本当に苦しかった。
飛行機に乗り込めた後は、何杯も水をもらって
飲みました。
飲んでも、飲んでも、ゼーゼー。
そうなんだ、あの時を思い出したの。
Kevinより私の方が交渉上手なんだろうか?笑
この様に詳細を書いていただくと、
現地の広い空港だけにイメージができて
とても大変だった事が分かります。
逆に往路と復路ともにフライトの出発時間を過ぎても、
予定のフライトに乗られた事が凄いと思いました。通常そんな事はありません。
今回は往路と復路共、本当にお疲れ様でした。
今回も障害物走+短距離走お疲れ様でした!
時速7Kmウォーキングトレーニングの成果が、
ここ一番で発揮されたものと思われます。
通常、一度閉じたゲートは開かないと思って
おりましたが、さすが強運の磯輪社長と改めて
思いました。
本当にお疲れ様でした!!