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昨日のレガシーと相前後して、もう1台ISOWAのレガシーマシンをS社様から頂戴
していました。
この機械の発売当時のカタログが、私の卒論の中に残っていました。
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背板に機械が取り付けてあり、
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一番下から飛び出しているステップを踏んで、
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段ボールシートのコーナー(角)を、
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こんな風にカットする機械(というより道具っていう感じですね)です。
4つの角を同じようにカットして、折り曲げ筋を入れて、4辺を折り曲げ、切込みが
ある部分をホチキスの大きなような金具で留めて、C式の箱を作るのです。
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このマシンの銘板です。
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磯輪鉄工所という社名の下に、よ~く見ると『元 蓑田鉄工名古屋工場』と刻まれて
います。蓑田鉄工というのは大阪が本社の紙工機械メーカーで、私の祖父源一が
エンジニアとしての第一歩を切ったのがここの名古屋工場なのです。
その後、暖簾分けで、祖父が名古屋工場を譲り受け、磯輪鉄工所となったのですが、
蓑田鉄工のブランドはとても価値があったので、その名前もしばらくの間、銘板に
盛り込んでいたんですね。
また磯輪鉄工所の前に『株式会社』という文字が見えません。
昨日紹介した銘板には、確かに『株式会社磯輪鉄工所』とあります。
つまりこの機械は、1952(昭和27)年に株式会社化する以前に製造された機械で、
昨日紹介した機械よりさらに古いマシンなんです。
S社様、貴重なレガシーをありがとうございました。
昨日のマシンと合わせて、ISOWAミュージアムができそうです。
楽しみです。
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