磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

Kくんの履歴書

2025年02月20日 20時10分58秒 | オフ・タイム

 

きっかけは、これ     でした。

 

    

 
先月、日経新聞に連載されていた 伊藤忠の会長 岡藤さんの『私の履歴書』。
繊維産業における海外ブランドビジネス。三井物産が目の敵。おまけに岡藤さんは
私より6歳年長で、入社後数年してから、繊維の営業になった。
 
 
ここまで読んでいて、ある友人のことが頭に浮かびました。
大学のゼミの同級生で、卒業後、三井物産に入社して、イタリアミラノに三度駐在し、
繊維畑一本だったKくん(冒頭の写真中央)です。
 
以前も、一度、ゼミの同期会で、Kくんのヨーロッパでの武勇伝を聞いたことを
思い出しました。
 
だったら、きっと岡藤さんを知っていて、裏話など、興味深い話が聞けるのではと思い、
すぐさま、「『Kくんを囲む会』をやろう」と彼に申し入れました。
 
 
すると、すぐ、
 
 「ご推察の通り、若き日の小生はまさに名前の出た担当チームに配属
  されていました。 

  (ただ)私の話は、記憶もだいぶ薄れてきたし、そもそも大勢の前で

  披露できる類いの話しではないので、ゼミ同期会での披露は控えさせて

  頂きますm(..)m

  もし東京出張の予定があれば、久しぶりに是非ご一緒しましょう。

  ご連絡をお待ちします。更に、もしその夜に都合の良い人がいれば、

  合流大歓迎です!」

 

するとどうでしょう、私同様、在京でない(神戸の)Nくんも「ぜひ参加したい!」という
ことになり、Kくんのとっておきの隠れ家イタリアンレストランで、
 
 『岡藤氏の私の履歴書を読み解きながら、歴史の目撃者(Kくん)と共に、
  ラグジュアリーファッションの生成史を振り返り、イタリアワインを愉しむ夕べ』
 
なる会(Kくん本人命名(笑))となりました。
 
 
お店に入ると、
 


 
誠に鮮やかな色の魚介類が美しく並べられた冷蔵ケースがどーんとお出迎えしてくれました。
この中から自分の好きな魚介を選び、好きな方法で調理してもらうというシステムです。
 
でもそう言われても、我々二人は戸惑うばかり。
で、Kくんが私たちの好き嫌いを聞いて、3人分の前菜とパスタを注文してくれました。

 
さ、その選んだ食材で、選んだ調理方法で、調理開始!
 
 
確かに隠れ家海鮮イタリアンレストラン。 私のあくまで推測ですが、イタリアの田舎の港町に
あるような雰囲気です。行ったことないから    
案内されたのは、お店の中でも一番奥の、隠れ家の中の隠れ部屋の席。さすがお馴染みのKくん。
 
 
合わせて、Kくんが選んでくれたスパークリングワインが登場。
乾杯して、早速、この日のために彼が作って来てくれたレジメを参考に、岡藤さんの
『私の履歴書』と彼の実体験を元に、話が進行しました。
 
 
そんな中、前菜が登場。



 
2枚目の写真はマテ貝だそうです。名前は聞いたことがあったけど、見るのは初めて。 
鞘のような貝殻なんですね。
他にもいろんな貝があって、貝好きな私には、最高の前菜でした。
こうして食事がスタート。
 
こんなにステキなお店を紹介してもらい、Kくんのおススメの料理を味わえただけでも、
価値がありました。
 
 
Kくんはイタリア勤務が長かったこともあり、私も、神戸からのNくんも、どちらもサシで
じっくり話したことが無かったので、今回のことを通じて、Kくんのマメさ、知られざる部分を
たくさん知ることができ、収穫大でした。
 
 
夕食を終え、Nくんと二人で新幹線で帰路につきました。
車中では、この夜の集まりを二人でたっぷり振り返りました。
 
私の投げ掛けに、即座に応じてくれ、会場の手配、資料の準備、2本空けたワインのお代まで
引き受けてくれたKくん。
そして、私よりさらに遠方からこの場のためだけに上京してくれたNくん。
 
二人の友のおかげで、すばらしい時間を共有できました。
Kくん、Nくん、本当にありがとう。
心ほっかりでした。
 
 
 

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