
入社式を終えた昨日の午後、例年通り、新入社員向けに2時間与えられていました。
いつもは私が講演するけど、今年はそれを止めることにしました。
なぜ止めたのか? それは、もう少しみんなが参画し、みんなの意見を引き出す場、
みんなと対話する場にしたいと思ったからです。
いろいろ考えて、この日の朝礼で私が話したことを題材とすることにしました。
だって月例の朝礼では、私が考える、今、いちばん旬なことを話してるわけだから。
まずは「今朝の私の話で最も印象に残ったこと」を一人ずつ発表してもらいました。
その答えのキーワードがこれです。

トップバッターだった森〇くんが、
「ボクはどうしても消極的になってしまうんですが、
今日は氷山モデルの下の重要性が分かりました」
という意見を発表したら、すかさず北〇くんが、
「そうやって前向きな発言ができることが、
もう成長したっていう証拠じゃない」
とすばらしいフォローを。 これには私、ちょっと感動したし、この瞬間に、
「これからの2時間はきっとすばらしい時間をみんなで
共有できるぞ」
と直感しました。
水〇くんは、
「去年の就活の時期に氷山モデルの話は何回か
聞いていましたが、今ひとつ理解できていません
でしたが、今日その意味が自分なりにしっかり
分かりました」
と言ってくれました。
『幸せ』という言葉が印象に残ったと言ってくれた人が多かった。
この『幸せ』という言葉、実はある社員からも、
「人を幸せにする。最高の響きです」
という言葉を、朝礼の後にもらっていました。
ISOWAというバスに乗ってるメンバーは、やっぱり同じように感じる同志が
多いんだね。うれしいよね。

北〇くんは、
「就活で聞いた話には、自分とその家族、
それからお客様の幸せについては何度も聞き
ましたが、仕入先様の幸せという考え方は
新しい気がしました」
よく聴いてるね。その通りです。
「日本でいちばん大切な会社大賞の審査、受賞が
きっかけで、より考えるようになったんだ」
〇本さんは、
「社長の、あ、英之さんが(笑)語ったり、綴ったり
して、ISOWAの理念を広めていますが、今の
自分たちに何ができるか?
それがまだよく
分からないんです」
おお、そう来たか!
「実は、それを考える場にしたかったんだ!」
どうです、この展開!
シナリオも何も無いのに、私が本題を出す前に、新入社員自らそれを言い出す。
何とも頼もしい限りです。
「じゃあ、みんなに考えて欲しい。
『幸せをつくる段ボール機械を作る』会社になるため
みんなは今日から何をする? 今、何ができる?」
そこからまたフリーディスカッション。

最初に、
「今日の英之さんの話、すごく良かったので、
まずは家族に話します!」
と〇口くんが口火を切ってくれ、その後、特に誰かを指名したり、順番に発言を促す
ことはしなかったけど、誰とは無しに
「いいですか?」
「許可なんか取る必要ない!
どんどん発言してよ」
という具合に、自分の意見を発表したり、発言した人に質問したり、前の人の
意見にさらに自分の意見を重ねたり、追加したり・・・
〇原くんが、
「高校卒業したばかりなので、難しいことは分からないけど、
とにかく元気であいさつなどします!」
また〇田くんだったかな、
「英之さんの話は、難しい理屈じゃなくって、エピソードで
説明してくれるので分かりやすいです。
そういうことを私もやっていきたいです」
「私はね、昔は理屈、理論から入るタイプだったの。
でもね、風土改革を始めてから、自分が変わったのか、
それとも気付いたのかは分からないけど、
『あ~、私は経験、体験から入り、そこで感じたこと、
気付いたことから、自分なりの理屈を抽出する
タイプだったんだ』
ってね。
それにブログでも実際の会話の引用がたくさんあるでしょ。
その方が、読みやすく、理解しやすいと思うんだよね」

全部は書ききれないし、憶えきれなかったけど、あの場にいた全員が積極的に
話し合いに参画してくれたおかげで、ステキな場になりました。
で、最後に私からみんなへ、
「この対話会が終わった直後から、新入社員でも
すぐに実行できることがある」
としてみんなにある秘策を授けた。
でもそれは我々だけのヒミツ。
本当に楽しかった。みんな「ありがとう!」笑
(あの場にいたみんなは、この意味、分かるよね)
みんな、与えられるのを待つんじゃなく、どんなに小さくてもいいから、自分にできる
ことから始めてね。
ではいざ船出!
エピソードトークの発言は、M.Hくんだったね。
憶えきれなくって、ごめんね。
秘策、実行してね。
ありがとう。
先日は、入社初日から英之さんとお話する機会をいただきましてありがとうございました。
一番印象的だったことは、やはり英之さんの話し方です。
自分は大学の課外活動の影響で人の話し方にとても耳が言ってしまうのですが、
英之さんの話し方はエピソードになぞらえて、あたかも自分が体験しているかのようなお話の仕方で、社会に出たばかりの僕でもしっかり理解できました!!!
自分もそのような話し方を目指したいと思い、
「身近な自分にもできること」はISOWA生活で起こった出来事を覚えておくことだと考えました。
また、英之さんから教わった"秘策"を胸に、まずは研修から頑張ります!
M.H
いいところに気付いたね。
お礼の言葉も、その相手ならではの一言を
添えて言えると最高です。
そのためには相手をよく観察しないといけない。
ぜひ心掛けてください。
新入社員だから、あれもできない、これもできない
とできないことを嘆くのでなく、新入社員でも
できることは何かを考えた方が生産的だね。
できることを見つけて、すぐに実行してください。
いいエピソードだったよ。
気はやさしくて、力持ちの Iくんらしい
「ありがとう」の言われ方です。
Iくんらしさをもっと、もっと伸ばしてください。
べき論で考えると疲れるよ。
ISOWAの理念をより意識して働きたい という
考え方がいいな。
まだ入社して3日しか経っていませんが、みんなの意見や行動に
ハっとすることばかりで、人として成長できる環境にあるんだな
ということをひしひしと実感しています。
同期全員が頼もしく、本当に出会いに恵まれたなと思います。
対話の後から、ありがとうを意識するようになりました。
その場その場での「ありがとう」は言えますが、
自分が感じたことなどを添えて伝えられたらもっといいんだろうなと思います。
今回は英之さんと新入社員というメンバーでしたが、
これからいろんな人と対話する機会を持ちたいです。
個人的に、今回の対話会で一番印象に残っていたのは水◯君の『エピソードトーク』の意見でした。
水◯君の観察力に驚いたのはもちろんですが、「何かを説明する時に具体的なエピソードを交える」という技術(?)もまた、そのときからすぐ実行できることのひとつだと思いましたし、仕事の知識がない時期でもできるアクションが意外にも多いことを、改めて感じました。
英之さん、そしてあの場で一緒に話し合ってくれた同期のみなさん、『ありがとうございました!!』
最近「ありがとう」と言われた事は何?と聞かれ、最近ではないのですが、「ありがとう」とお礼を言ってもらえて僕自身も嬉しくなった事はあります。
例えば階段を登ろうとしている人が大荷物を抱えていて困っていたら、できるだけ助けてあげるようにはしています。
僕からすればそれほど重くないものでも、年配の方からすれば凄く辛いものかもしれない。と思い、「視野を広く持って周りに困っている人はいないか」という事を考えるようになりました。
まだ入社したばかりで「視野を広く持つ事」は難しいかもしれませんが、早くそうなれるように頑張りたいです。
また対話会で、みんなの言葉の引き出しの多さに驚かされ、もっと頑張らなければなと思いました。
前日にはNO自分本位と書きましたが、自身と関わる方の幸せを作ることをいつも心にあるように働いていきたいです。