親も子も輝くために！！

エッセイストの内藤洋子さんの講演会を聴きました。

聴く前は、そもそも内藤洋子さんという人を知らなかったので
（内藤さん、ゴメンナサイ）、あまり気乗りがしなかったんです。

出かける前にツノ坊から、この内藤さんというのは、元中日ドラゴンズ
（後西武ライオンズ）の外野手 平野謙さんのお姉さんで、実家を
テーマにしたデビュー作の「わが故郷は平野金物店」はＮＨＫテレビ
の連続ドラマにもなったというレクチャーを受けて、家を出ました。

講演前にちょっとだけ、ご本人とお話できましたが、とても気さくな
方だな～と思いながら、講演は始まりました。

演題は今日のブログのタイトルの「親も子も輝くために！！」。

小学校６年の時にお父さん、高校２年でお母さんを亡くし、お父さんが
入院する前に書いてくれた手紙を生きる道しるべに、６つ違いの弟と
力を合わせて生きてきたご自身の体験を、明るく、愉快に、でも
ちょっぴり悲しく語ってくれました。

講演の後に、この会の代表の一人である弁護士の江尻さんが、

　「内藤さんがご自分のご両親のことを本当に尊敬して、愛おしく
　　語る姿を見て、自分は自分の両親をこのように語れるか、また
　　自分の子供が自分のことをこんな風に語ってくれるかと考えると
　　恥ずかしく感じた。」

と謝辞を述べたが、まったく同感。

子どもの生きる道しるべになるような言葉を残せる親になりたいと
思いました。

本当に心に沁みる講演をありがとうございました。