磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

明石で思い出すこと

2014年03月19日 20時53分40秒 | オフ・ビジネス

中央遠くに見えるのは、改修中の世界遺産 姫路城。

姫路へ出張の帰路、新幹線で西明石を通りました。

西明石というと思い出すのがトーメン時代お世話になったお客様、
ライオンさんです。
私は、ライオンさんが作ってた歯ブラシのほとんどに関係していました。

ライオンさんが歯ブラシを作っていたのが、西明石で在来線に乗り換えて
数駅の魚住というところにある明石工場です。

      

歯ブラシってどうやって作ると思います?
段ボールを作る機械があるように、歯ブラシを作る植毛機という機械が
あるんです。

歯ブラシのブラシの無い『ハンドル』(柄のことです)の先端部分に
20~30くらいの小さな穴があいていて、歯ブラシの毛の高さの倍の
長さのフィラメント(毛のことです)の中央を、穴の直径よりちょっと
だけ長い平たい鉄線で、Uの字にひと穴ずつ打ち込んでいくのです。

口で説明するのは難しいです。



これがその心臓部です。
ラックにハンドルが待機していて、一番下から一本ずつ植毛位置にセット
されます。
左に見える緑と白いものが毛です。この歯ブラシは緑と白、2色のブラシ
です。これを決められたバターンで目にも止まらぬ速さでハンドルの穴に
植え込んでいきます。

動画で見たい人はここを見て下さい。

写真も、動画も、私がライオンさんへ輸入していた西ドイツのザホランスキー
社のものかどうか分かりませんが、構造は同じ様なものです。


トーメン時代にはライオンさんには本当にお世話になりました。

たまたまツノ坊のお父さんも、当時、ライオンさんへトーメン経由で
歯磨きの原料を納入していたので、彼女もトーメンに入社しました。

トーメンとライオンさんがなければ、我われが結婚することは無かった。
これは間違いありません。


もちろん今でもライオンさんの歯ブラシを愛用してます。
私のお気に入りは、デンターシステマ。


魚住の駅からライオンさんまで暑い最中歩いて訪問した30年前を
思い出しました。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
商社 (浪速の箱屋@46)
2014-03-20 11:09:13
社長!!お世話になります。

自分は箱屋でモノ作りに従事して24年になります。
きっとこれからもモノ作りをすると思いますが、
一言で商社とはどのような世界なのでしょう?

需要先と供給元をアジャスト?する。
しかしそのネタはどうやって発掘する??
実は我々の知らないところで関与している商社。
特に大手と呼ばれてる商社ほど存在感がありません。
不思議な業界です。
返信する
これもまた (磯輪)
2014-03-22 00:17:51
 浪速の箱屋@46さん

商社って、いろんなアイテムを扱っているので、
それによって仕事の内容もマチマチです。

私は、今のISOWAと比較的似たような
機械を扱っていましたが、それでもメーカー
とは違いました。

この点も、またお邪魔してお話します。
返信する

コメントを投稿