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前から、やろう、やろうと思いつつ、延び延びになっていたことがあったん
ですが、今日、やっとそれを実行しました。
8年前に社長室から飛び出した私。
もう8年になるんですね。
その後、一、二度、私の机の位置が変わったこともありましたが、基本的に
ほぼ同じような場所にいるんです。
でも不思議なことに、というか当然のことにと言うのか、会話の量って、
物理的な距離に大きく左右されるんですね。
もちろん心理的な距離の方が大きいかもしれないけど、同じ心理的距離
であれば、やっぱり物理的距離が近い方が会話は増えると思うんです。
日常の中で、もっと何気無い会話をいろんな社員と交わしたい。
それと会話の量は物理的な距離に比例する。
このふたつから導き出された答えは、
自分の席を一定にせず、いろんな場所で仕事をする
というものでした。
その準備として、パソコンを有線で繋がっている社内LANから外したら、
自動的に無線LAN接続に切り替わるように、しばらく前にひとみに設定
してもらってありました。
と言うのは、パソコンだけは持参して席を移動する計画ですから。
そして、今日、初めて席移動を試してみたんです。
まずは空いてそうな席を物色しました。
ちょうど冒頭の写真の奥の方にひとつ空いた席があったので、
「ここ誰の席? 空いてる?」
「Hさんの席です」
「Hくんの席か。彼、いないの?」
「朝は顔を出しますが、後は夕方に戻るくらいです」
「それじゃあ使ってもいいね。
今日はここで仕事させてもらうからね」
と、これまでの私の席から西に25mくらいのところに陣取りました。
サービスの部署の端っこです。
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目の前はGくんでした。
右を見ると、
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Nくんの席。
振り返ると、
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MくんとFくん。
従来とはまったく景色が違います。
それ以上に、雰囲気も違います。
さすがサービスや営業の部署だけに、電話が多く、人の移動もひっきり
なしです。
しばらく仕事をしていて、いくつか気になることがありました。
お客様からの電話を受けた女性が、
「○○段ボール様にお電話された方いますか?」
とあちこちで尋ねているんです。
その前に、ISOWAビトの誰かがそのお客様と電話で話していて、
先方が一旦電話を切って、かけ直して来られたのですが、先に
電話の相手をしていた当社の社員の名前を忘れてしまい、
「先ほど、電話していたんだけど、名前を忘れて
しまったんだ。その人につないでください」
というようなパターンだと思うんです。
もちろん技術でも同じような場面はあるんですが、電話の件数が多い
だけに、ものすごく気になるんです。
いずれにしても、その間、お客様をお待たせすることになるので、
「何かいい方法がないのか考えてよ」
とFKくんお願いしておきました。
25mくらい場所を変わるだけでも、いろいろと違ったものが見えるん
ですね。
午後、別の場所で、席を借りたHくんに会ったので、
「今日、Hくんの席で仕事させてもらってるからね」
と事後だけど、一応話を通したら、
「知ってます」
「どうして?」
「だって、何人もから、社長が私の席で仕事してるって
電話がありましたから」
「そうか、チクル奴がいるんだな~」笑
さすが「風通しがいい」ですね 笑
これからも、突然、「あなた」の隣に座らせてもらうからね。
れば(笑)
「いや」と言っても、順番に行きますから、ご心配なく 笑