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先週末の長野行きの残りです。
往復の道中、木曽路の奈良井宿に立ち寄りました。
まずは腹ごしらえです。
信州ですから本来なら迷わず蕎麦ですが、ツノ坊が蕎麦アレルギーのため、
蕎麦はご法度なんです。
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ということで奈良井の駅前のカフェ深山に入りました。
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大正時代に造られた材木屋さんだった建物をリノベーションしていて、窓から
見える緑がとてもきれいです。
ここは100年前のカレーのレシピを忠実に再現した100年カレーが名物と聞いて
たんですが、お店に行ってみたら、実はそれがツノ坊の母校の創立者 羽仁もと子
さんのレシピだと分かったので、
「このお店は自由学園と何か関係があるんですか?」
と尋ねたら、オーナーの女性が出て来てくれて、
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「いや~、自由学園の卒業生の方とお目に掛かれるなんて!」
と、ツノ坊と大いに盛り上がりました。
きれいで、すてきなご主人でした。
さて名物の100年カレーは、
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ツノ坊曰く、
「今のカレーと違って、小麦粉は使わず、カレー粉だけで作ってる。
野菜をじっくり煮込んでいるので、野菜がとろみと甘みを出してる」
ので、スパイシーさを求めてはいけません。 ご馳走様でした。
その後、奈良井宿の街並みを散歩しました。
全長1kmあるという、それは立派な旧街道の趣たっぷりの宿場町です。
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妻籠や馬籠より、道の両側に建つ家々の背が高く、重厚さがあります。
お店などは少なく、にぎやかさでは負けますが、その分より自然です。
その後、
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宿場の外れの中山道の杉並木をちょっとだけ歩きましたが、巨木に圧倒されました。
そしてその先の、
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二百地蔵を拝んできました。
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この辺りの観音様やお地蔵さんを集めて祀ってあるそうで、一体、一体、表情が
違っています。 それぞれどんな想いで彫られたのでしょうね?
味わいのある町でした。
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