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岐阜県の恵那で、お客様からランチに誘って頂きました。
手打ちパスタのお店で、
「磯輪社長は何にします?」
「みなさんは、いつも何を召し上がるのですか?
おススメは何でしょうか?」
「私たちはいつもクラシックイタリアンスパゲティーです。
あの懐かしいやつですよ」
というお言葉に誘われて、私もついついあの懐かしいスパゲティーをオーダーしました。
我々の高校時代までは、スパゲティーと言えば、ミートソースかイタリアン。
そしてイタリアンと言えば、アツアツの鉄板に薄焼き玉子、その上に、ケチャップで
炒めたスパゲティーにソーセージ、そして申し訳程度の玉ねぎとピーマンっていうのが
定番でした。
今から考えると、なぜこれがイタリアンだったんでしょう? 実に不思議です。
調べてみたら、
「熱した鉄製のステーキ皿に乗せることから『板スパ』が転じてイタリアン
スパゲッティとなった」
という説が。
久々に、この懐かしい味を堪能しました。
高校までは、イタリアンスパゲティーはグローバルスタンダードだと思い込んで
いましたが、大学で東京に住むようになって、東京は、グローバルスタンダードから
取り残されていることを発見。
その後、アメリカで生活するようになると、今度はアメリカも世界標準には到達して
いなかったことが判明。
そして55年生きてきて、分かったのが、
「世界中で、スパゲティーの本場イタリアにもない。
名古屋と東海地区だけがグローバルスタンダードだった」
ということ。
その名古屋が誇るグローバルスタンダードを、久々に味わえたことは、本当に幸せでした。
ありがとうございます。ご馳走様でした。
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